宗教学者の山折哲雄氏の著書『「始末」ということ』を読んだ。「人生の終わりのための活動」を意味する「終活」という言葉を、ときどきに耳にするようになった。「終活」の中身は医療介護・生前整理・資産整理・相続・葬式お墓など多岐にわたるが、この本の…
師走の忙しい毎日の中、面白い本にであった。 小林節氏の著書「人権がわからない政治家たち」である。この本は、小林先生がさまざまな現実の政治的課題について民主主義と人権を守るという観点から評価を加え、解決策を提案したものである。私自身、どう考え…
衆院選で落選した立憲民主党の辻元清美前衆院議員をネット番組で久しぶりに拝見した。その番組で、辻元さんは司会者の質問に答えて、いろんな話をされていた。今回の衆院選挙については、戦っている時に今までと違う違和感を感じることがあったらしい。それ…
連れ合いが、「今夜は用事があって遅くなるので何か作ってくれない」と言ってきた。「いいよ」と答えたが、何を作ろうかと考えてもいいアイデアが浮かばない。料理教室ではいろんなものを習ったが、作りたいなあと思う料理が浮かばない。そもそも習った料理…
東京新聞の説明によると『「平和の俳句」は、東京新聞が読者の皆さんから「平和」を自由な発想で詠んだ句を募集し、入選句を紙面に掲載して伝え合う、“軽やかな平和運動”です。戦後70年の2015年1月1日から毎日、17年末まで掲載しました。この3年…
青点(館内)を出発して赤点(蚊焼)までの約16km。(写真:コース途切れは操作ミスのためGPS受信ミス)最高高度140m、最低高度2m、上昇高度419m、消費カロリー1,650kcal、天気曇り、気温13度、湿度75% みさき道は平安時代末期に造立された千手観音立像通称“みさき…
佐高信さんの「いま、なぜ魯迅か」を読む。前書きには『「会社国家」であり「官僚国家」でもある日本では、「精神の奴隷」が主人の意向を先取りする、いわゆる忖度が大流行りである。まじめ主義者と多数に従ういい人ばかりのこの国に、今必要なのが魯迅の「…
毎朝、6時に起床する。起きて最初に取り組むのは中国語の勉強である。私は中国語教室に通っているので、その予習復習もしなければならないが、毎朝1番に取り組むのは、中国語教室の予習復習ではなく、“Duolingo ”の中国語講座である。 Duolingoは、語学学習…
赤点をスタートして矢印方向に進み赤点に戻るコース。距離6.6km、最低高度50m、最高高度589m、上昇高度644m、消費カロリー1521kcal、天気晴れ、温度11度、湿度54% 長崎市内で1番高い山「八郎岳(標高589.8m)」へ登ることにした。八郎岳には毎年登っているが今…
中村文則氏の「掏摸」を読んだ。読んだ後に、何か口の中に苦いものが残ったような、普段あまり感じないような嫌な味が残った。この普段感じない味というのは私が単純な人間であることと、体験したことのない裏社会が舞台となっている小説だからかもしれない…
赤点をスタートして恐竜博物館までの往復コース。距離32.03km、最高高度83m、最低高度0m、上昇高度471m、消費合計カロリー1,037cal、天気晴れ、気温13度、湿度60% 先日の長崎新聞に、軍艦島についての記事が掲載された。「世界文化遺産「明治日本の産業革命…
所用で町に出かけた。用事を済まして時計を見ると、3時半である。夕暮れまで少し時間がある。折角だから中島川沿いを久しぶりに散歩することにした。 中島川に向かって市民会館横を通っていくと見事な銀杏並木が見えてきた。市民会館の銀杏並木は毎年、長崎…
福田は南蛮貿易の港として歴史に名前を残している。九州の各藩は、南蛮貿易から大きな富を得ることができることから、南蛮貿易を希望した。日本に最初に来航した南蛮船はポルトガル船であった。南蛮貿易は富をもたらすが、同時にキリスト教の布教を許可する…
この本は「非軍事中立戦略のリアリズム」というテーマで伊藤真・神原元・布施裕仁の三氏によって書かれたものである。この本の冒頭、著者の一人である布施裕仁氏は『安倍元首相が進める自民党改憲は、現在、憲法九条を改正して自衛隊の存在を憲法に書き込み…
日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は2日、国会で2022年夏の参院選までに憲法の改正案をまとめ、国民投票を参院選と同日で実施すべきだとの考えを示したという記事を見た。今回の選挙で国会の改憲勢力が3分の2を超えたことを受けて改憲に意欲を示してい…