ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

この一週間に起こったこと

私は24日(金)の朝に長崎を発って横浜に行き同期会旅行に参加した。26日(日)同期会終了後、都会に住む娘夫婦を訪ねて四日間お世話になった。娘のところに滞在して東京ぶらり旅を楽しんだ。私は田舎に住んでいるので、便利で快適な都会生活を体験すると楽し…

高尾山登山

同期会終了後、しばらく東京に滞在。今日は高尾山へ行く。 高尾駅の天狗像 テレビなどで高尾山登山の話題が出るたびに、「面白そうな山だなぁ。」と思い、いつか行きたいと思っていた。しかし東京に行く機会はあってもなかなか高尾山まで足を延ばす機会はな…

同期会旅行神奈川編その2

小田原駅 2日目は箱根観光である。 箱根は正月の箱根駅伝で有名だが、私にとってこの地を訪れるのは50年ぶりである。大学時代、友達の用事に付き合って箱根湯元に行って、用事を済ませてそのまま帰ってきたことがあった。それ以来である。今回、箱根を訪問し…

同期会旅行神奈川編その1

楽しみにしていた同期会旅行に参加した。 大学時代の同期7名で毎年、同期会旅行を行っている。今年は7年目にあたる。毎年、同期の一人が幹事を務め二泊三日の旅行を企画する。同期が全国各地に散らばっているので、幹事に当たった同期は地元を中心にした旅…

五島で出会った都会人

五島市のニュースを見た。 「五島市は、長崎市の西約100キロに浮かぶ11の有人島と52の無人島で構成されており、人口は36,812人(2019年4月末現在)。2018年4月~2019年3月の1年間で202人が都会から若者が移住し、いまも移住者が増え続けている。 若者が移住…

長崎さるく1 坂の町長崎

長崎は坂の町である。山裾が海岸線まで迫り、平地が極端に少ない長崎では山の頂上まで家が立ち並んでいる。坂は長崎の代名詞である。その長崎の坂をさるく。 (注「さるく」は歩き回るという意味の長崎弁) グラバースカイロード グラバー園の裏門に通じる斜行…

長崎観光めぐりその3 聖福寺を訪ねて

夏らしい季節になると聖福寺を思い出す。古刹である聖福寺は木陰がよく似合う。一気に夏らしくなった1日、足はいつのまにか聖福寺に向かっている 聖福寺山門(国指定重要文化財) 聖福寺は(延宝5年)1677年に建立された。長崎の唐寺である興福寺、福済寺、崇…

結婚式雑感

私は心臓の持病を持っている。昔だったらとても長生きはできないところだが、医療技術の進歩によって現在まで生き長らえることができている。 単に生きながらえるだけでなく、飛んだり跳ねたり走ったり自由にでき、健常者となにひとつ変わらない生活を営むこ…

伊王島を歩く

毎日対岸に眺める伊王島だけど、きょうは伊王島の気になるところを訪ねながらゆっくり歩いてみることにした。 気になるところは1 伊王島海水浴場、2 伊王島灯台 、3 俊寛僧都の墓碑 、4 伊王島教会の4箇所である まず1番目の伊王島海水浴場は、ここ伊王島で…

朝の香焼散歩

今日は天気が良いので朝から香焼町を散歩する。私は長崎市の中心部から車で30分程離れている香焼町に住んでいる。昔は香焼島と言われていたように島であったが、現在は埋め立てがなされて本土と陸続きになっている。海あり山ありの自然豊かな土地である。し…

イサキの煮付け

今、イサキが旬である。よく脂がのっていてとても美味いという。そのイサキが手に入ったので煮付けに挑戦する。 先月、料理が上手な人に魚の煮付けをご馳走になった。「どうしたらこんな美味しい煮付けが作れるのですか?」と尋ねたら「私は我流よ。しかも簡…

中村文則氏の「銃」を読む

中村文則氏は超多忙な作家である。昨年、ネットで中村氏の以下の発言を知った。 「やっぱり、世の中がよくなってほしいと思っています。だから僕は、作家として政治的な発言をする。作家が政治的な発言をしないというのも選択肢のひとつであり、いろいろな人…

武蔵がいた頃の長崎

吉村昭著「戦艦武蔵」より 長崎では、武蔵とは戦艦「武蔵」のことであり、宮本武蔵ではない。その戦艦「武蔵」は三菱長崎造船所で建造された。ここで「武蔵」が建造されていたとき、長崎市民は「武蔵」を見たり、「武蔵」のことを話したりしたら厳罰を与えら…

マリア像に会いに行く

岬のマリア像 長崎港を出入りするとき、いつも岬に立つマリア像を見る。出るときはマリア像に見守られていることを思い、戻るときはマリア像を見て安堵し長崎に着いたことを実感する。そのマリア像に会いに行く 神ノ島教会とマリア像 マリア像が立っておられ…

フェートン号事件

イギリス軍艦 フェートン号 長崎港の警備強化を図るために、さらに魚見岳台場などが増設されるきっかけとなったフェートン号事件について考える。 事件の概要 文化5年8月15日(1808年10月4日)、オランダ船拿捕を目的とするイギリス海軍のフェートン号は、オ…

魚見岳台場跡を散策する

台場は砲台の跡地で長崎には沢山の台場跡地がある。その中で国史跡に指定されている「魚見岳台場跡」へ行った。 長崎台場跡は、江戸時代、中国・オランダに開かれていた長崎港を警備するための施設である。 江戸時代、天領である長崎には1652年(承応2)に7…

菅原文太さんの応援演説

菅原文太さんは私の大好きな俳優さんである。それ以上に、私が尊敬する俳優さんである。亡くなられてしまったが今でも彼の映画を見る。菅原文太さんを思い出しながら彼についてのあれこれを書く。 沖縄のことを考えていたら菅原文太の応援演説を思い出した。…

「宝島」を読む

第160回直木賞を受賞した真藤順丈さんの「宝島」を読む 舞台は1952年から1972年、アメリカの統治下に置かれた沖縄、コザ暴動も書かれているこの小説を読み終えて、太平洋戦争の沖縄地上戦末期に発信された太田海軍沖縄司令官の訣別電報を思い起こす。 大田司…

「森きらら」へ行く

九十九島動植物園森きらら 九十九島パールシーリゾートのこの春のキャッチコピーは「遊覧船も!、水族館も!、動植物園も!この春を遊びつくそう!」である。まだ行っていない九十九島動植物園、「森きらら」へ行く ビオトープ学習ゾーン 入園して「今日のイ…

「海きらら」と九十九島遊覧船

孫が佐世保の「海きらら」に行くという。爺じも来てと誘われる。もちろん、二つ返事で承諾する。 海きらら水族館 海きららは西海国立公園の九十九島パールシーリゾートの中にある水族館で、国内最大級の「クラゲシンフォニードーム」や国内では珍しいと言わ…

長崎港一周サイクリング

五月晴れの好天気に誘われてサイクリングを思い立つ。 サイクリング走行記録(出発点はピン) コースは長崎港一周の約20kmに設定。所要時間は撮影しながらのサイクリングなので2時間予定で午前8時25分にスタート。 ピンの出発点から237号線を通ってまず女神大…

長崎ペンギン水族館に行く

孫が2人いる。一人は4歳の女の子で、一人は2歳の男の子である。二人とも私のことを「爺じ」とよぶ。今年の大型連休を利用して久しぶりに長崎に来た。今日は爺じとペンギン水族館に行きたいというので爺じもお供することになった。 10時30分にペンギン水族館…

出島誕生と消失そして出島復元計画

川原慶賀「長崎出島之図」(長崎大学附属図書館蔵) (1) 出島誕生 出島(でじま)は、1634年江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎に築造された扇型の人工島で、面積は3,969坪(約1.5ヘクタール)1636年から1639年まで対ポルトガル貿易、1641年から1859年までオ…