ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

能登半島地震と珠洲原発

先日の羽鳥慎一モーニングショーでは能登半島地震と原発が話題になった。その中で、今回の能登半島地震の震源地に近く甚大な被害を出した珠洲市では、かつて原発建設の話があり、もし、この珠洲市に原発が計画通り建設されていたら、その被害は能登半島だけ…

「中村哲という希望」を読む

「中村哲という希望」を読んだ。佐高信氏が序文に次のように記していた。「いま、日本は軍拡路線の岸田文雄を選ぶか中村哲を選ぶのかの岐路に立っている。軍備で暮らしは守れないことを中村は実践で示した。軍拡に賛成しない人、つまりは平和憲法を守れと叫…

上脇博之氏の話を聞く

上脇博之氏は神戸学院大学法学部教授で、政治資金パーティの裏金問題を告発した方である。上脇氏が番組に出演して裏金問題について語っているのを聞いた。司会者の質問に答える形で裏金問題を語っておられたが、大変参考になった。その一部を記す。 「国会で…

ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち

「ひろがる『日韓』のモヤモヤとわたしたち」という本を読んだ。この本は一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナールの活動の中から生まれた本であり、しかも続編というから二冊目ということになる。私は一冊目は読んでいなかったが、雑誌で書評を読み、興味を持ち…

「逆転裁判官の真意」を見る

この番組は関西テレビが作成したテレビドキュメント番組である。その紹介記事を読んで興味を持ち見ることにした。この番組を見て、裁判に対するイメージが変わってしまった。 以下に紹介記事を引用する「退官直前に“逆転無罪”を連発した裁判長。彼の真意は誰…

「街場の米中論」を読む

米中対立の狭間で生きていかなければならない日本は、これからの米中関係はどうなるのかとても気になる。この本は米中のそれぞれの歴史を掘り起こして、それぞれの趨向性もしくは戦略について考えたものである。それらを見分けることができれば、彼らが「な…

韓国ドラマ「ナビレラ」を見た

韓国語教室で、先生に今年は水泳教室に通いますという話をしたら、「それはいいですね。いつまでも挑戦することは素晴らしい。頑張ってください。『ナビレラ』という韓国のドラマがあります。これは高齢者がバレエに挑戦したとても楽しいドラマです。幾つに…

学徒出陣から80年

昨年は、太平洋戦争中の学徒出陣から80年にあたり、日本戦没学生記念会(わだつみ会)が2023年12月16日、東京文京区で「不戦のつどい」を開催し、「わだつみ会は戦没学生の自由と平和への遺念を引き継ぎ『新しい戦前』と言われる軍備強化に反対します。いかな…

「人はどう老いるのか」

大竹まことゴールデンラジオをネットで聞いていたら、ゲストに久坂部羊氏を招いてトークが行われていた。久坂部氏のことは私は何も知らなかったが、久坂部氏は「人はどう老いるのか」という著書を最近上梓された作家さんという紹介であった。 日本は今、高齢…

あなたの話は楽しくない

知り合いと話をしていている時、相手の方が突然「あなたの話は楽しくない」と言い出して私の話を遮った。それは、日本の若者がマレーシアに就職することを検討しているという話を聞いて、そのことを話題にしながら話しているときであった。私が、「日本人は…

健康維持に挑戦

先日、中国の今を伝えるニュースの中で、公園に高齢者がたくさん集まって運動をしている写真が掲載されていた。それは昔、私が中国で見た情景であった。朝早く散歩すると、公園ではどこでも年配の方がさまざまな運動をしていた。太極拳だったり、ヨガだった…

原発は即刻中止しよう

「能登半島地震で露呈した『原発の不都合な真実』・・・」 https://dot.asahi.com/articles/-/210770という古賀茂明氏の記事を拝見した。多くの方に知ってもらいたいと思い一部を引用する。(全文は上記URL) 「今度の能登半島地震でも志賀原発は事故を起こさ…

古賀茂明氏の話を聴く

「山田篤のここが聞きたい」というYouTube番組に古賀茂明氏が出演されていた。そこで、古賀氏は「自民党 悪夢の30年に終止符を」というタイトルで話をされていた。古賀氏の話を聞いて、確かにこのまま自民党政権が続けば、日本は滅亡するだろうと思った。し…

能登半島地震の予備費40億円

ネットニュースで予備費40億円が話題である。 首相官邸で4日午前に開かれた能登半島地震を受けた非常災害対策本部の会合で、岸田首相は必要物資を被災地の要望を待たずに送り込む「プッシュ型支援を一層強化する」と述べ、予備費の規模について問われると、4…

2024年 野母半島一周サイクリング

青点をスタートして矢印方向に進み青点に戻るコース。距離43.3km、気温11度、天気晴れ、湿度53% 今日は晴れという天気予報を見て、野母半島一周サイクリングに挑戦した。毎年、伊王島を起点にして50km野母半島一周サイクリングレースが行われている。そのレ…

「ナガサキ 消えたもう一つの原爆ドーム」を読む

焼け野原に遠望される倒壊した浦上天主堂。長崎原爆資料館所蔵 広島に被爆遺構として原爆ドームがあると同じように、長崎でも壊滅的被害を受けた浦上天主堂の廃墟を被爆遺構として後世のために残そうという動きがあったが、最終的には残されなかったという話…

2024年を迎えて 「中村哲という希望」

「日本はこれからどこへ向かおうとしているのだろうか?」ということを考えると失望という言葉しか浮かばない。それは、自民党政権が支配してきた日本では何も問題が解決されないばかりか、問題の傷口がさらに大きくなっていくように感じるからである。今、…

孫と一緒に伊万里へ行く

長崎から伊万里への電車の旅、往復、片道距離97.1km、乗り換え2回、天気晴れ、気温13度、湿度56% 小学校1年生の孫君は電車が好きである。長崎に来た時は長崎の電車に乗ることを楽しみにしている。前回、島原鉄道に乗るために島原へ一緒に行った。今回、松浦…

あぐりドームに行く

お正月休みを前に、子供たちが孫を連れて帰省した。昨日は、我が家に孫が5名が集合した。子供達は全員地元を出ているので、日頃なかなか孫に接する機会はない。だから、夏休みと冬休みくらいしかなかなか孫たちに会えない。それが全員集合で昨日は5名が集合…

「安楽死が合法の国で起こっていること」を読む

私は、尊厳死や安楽死について、これまで特別考えたことはなかった。この本を読むに当たって、日本人の意識はどういうものかという疑問を感じネットで調べてみた。NHK放送文化研究所が2014年に実施した日本人の「生命倫理に関する意識調査」では、尊厳死につ…

「街場の成熟論」を読む (3)

パワークラシー(権力者支配)とは内田樹先生の造語である。日本の政治は、いまパワークラシーによって行われているという話であった。 「ふつうは、王政であれ、貴族政治であれ、寡頭政治であれ、民主政治であれ、主権者はその権利を正当化する根拠を示す。…

「街場の成熟論」を読む (2)

街場の成熟論を読んでいて、現在の日本の指導者について書かれていた文章が気になった。本当だろうかと思いながら読んだ。現在、日本は米中間の戦争に備えて、防衛費を2倍に増額し、アメリカから大量の武器を購入して戦争準備に取り組んでいる。その日本の安…

伊王島へサイクリング

青点をスタートして矢印方向に進み青点に戻るコース。距離17.60km、最低高度3m、最高高度74m、総上昇高度255m、消費カロリー500kcal、天気晴れ、気温14度、湿度62% 今日は山歩きに絶好の天気である。残念ながら、午前中用事があって今日は山歩きはできなかっ…

「街場の成熟論」を読む (1)

内田樹さんの著書「街場の成熟論」を読んだ。語られている話題は国内問題から国際問題まで多岐にわたり、また社会への深い考察は参考になるものが多くあった。その中に「歌わせたい男たち」という題の一編があった。「歌わせたい男たち」というのは都立高校…

2023年、Duolingoを振り返って

私は語学学習アプリとしてDuolingoを使っている。そのDuolingoから私に通知が届いた。見てみると、今年1年間(昨年12月〜今年11月迄の期間)の評価であった。 通知に書かれていたことは次のとおりである。まずDuolingoで1年間に獲得した点数は累計15654XPで、…

「長崎市民入場料無料」に誘われて

出島の青点をスタートして県立美術館、グラバー園を経て赤点までのコース。距離4.44km、最低高度0m、最高高度67m、総上昇高度76m、消費カロリー511kcal、天気晴れ、気温20度、湿度60% 「12月10日(日曜日)は長崎市内バス・路面電車運賃無料デーです。それに合…

「主権者のいない国」を読む (2)

「主権者のいない国」の中に「原爆と国体」という1章があった。長崎に住む私にとって原爆は身近である。この章を読んで学ぶことも多くあった。以下に一部を引用する 「2016年の米オバマ大統領の広島訪問は「奇妙さ」だけが目立った。オバマ演説の中では、誰…

仲間と七面山へ行く

S地点をスタートして矢印方向に進み七面山に行き、折り返してG地点まで戻るコース。距離5.6km、最低高度15m、最高高度207m、総上昇高度233m、消費カロリー702kcal、天気曇り時々晴れ、気温10度、湿度77% 仲間から「七面山の紅葉狩り」の誘いを受けた。10時に…

「主権者のいない国」を読む (1)

白井聡さんの「主権者のいない国」を読んだ。私は、現在の日本は壊れ始めているのではないかという漠然とした感じを持っていたが、何がどのように壊れているのか具体的に説明できないでいた。白井聡さんの著書を拝見して、私が漠然と抱いている不安の実態が…

金刀比羅山へ行く

S地点をスタートして金比羅山を経由してG地点へ行くコース。距離5.7km、最低高度21m、最高高度366m、総上昇高度436m、消費カロリー964kcal、天気曇り、気温13度、湿度67% 金毘羅山の金刀比羅神社の紅葉が見頃という話を聞いて紅葉狩りに行くことにした。金毘…