ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

同期会旅行神奈川編その2

 

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小田原駅


2日目は箱根観光である

箱根は正月の箱根駅伝で有名だが、私にとってこの地を訪れるのは50年ぶりである。大学時代、友達の用事に付き合って箱根湯元に行って、用事を済ませてそのまま帰ってきたことがあった。それ以来である。今回、箱根を訪問して箱根がこれほど多くの見どころがある場所とは知らなかった。若い時に箱根の魅力、見どころを少しでも知っていたら、50年前の箱根の旅はもっと違ったものになっていただろうと悔やむ。50年前の無知を補うごとく貪欲に吸収する箱根の旅をめざしたが、日程と体力の制限があり、限られた中、箱根を楽しんだ。

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箱根登山電車

小田原から電車を乗り継ぎ箱根湯元に到着。

50年前は誠に残念ながら、箱根の入り口である箱根湯元を見ただけで“これが箱根だ”と早合点して帰ってしまった。今回は箱根丸かじりを目指して、登山電車、ケーブルカー、ロープウエイの定番コースに挑戦。まずはここ箱根湯元からスイッチバックで有名な箱根登山電車で強羅に行く。

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箱根登山ケーブルカー

強羅駅からはさらに早雲山目指して箱根登山ケーブルカーに乗る。

車内の座敷が階段のように配置されているのが特徴。標高差約550メートルを時速約10キロほどの速度で登って行く。所要時間約10分。早雲山駅から大涌谷越えのロープウエイに乗り桃源台に行く予定だったが地震警戒のためロープウエイは運行中止。代替輸送のバスで桃源台へ行く。

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箱根海賊船「クイーン芦ノ湖

桃源台からは箱根海賊船「クイーン芦ノ湖」で箱根町港を目指す。

最新鋭の「クイーン芦ノ湖」はゴールドが基調で芦ノ湖の碧にあざやかに映える。25分の航海を経て箱根町港で下船。

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箱根駅伝の碑

箱根駅伝の勇者を讃える「箱根駅伝栄光の碑」見ながら箱根関所へ行く。

 

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箱根関所京口御門


徳川幕府は全国53箇所の関所をもうけたが、その中でも中山道木曽福島(長野県)、碓氷(群馬県)、東海道の新居(静岡県)、そして箱根(神奈川県)の4ヶ所は規模も大きくもっとも重要な関所と考えられていた。

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国指定史跡 箱根旧街道

関所の開門時間は明け六ツ(午前6時頃)から暮れ六ツ(午後6時頃)までで、それ以外は通ることはできなかった。旅人は箱根山のふもとにある三島宿や小田原宿で宿泊し翌日、箱根街道を通り箱根関所を目指した。

 

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玉簾橋と鯉のぼり

箱根湯本へ戻り天成園に宿泊。翌日の早朝散歩で玉だれ橋の鯉のぼりを見て一句。

「風やさし 玉だれ橋に 鯉泳ぐ」

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横浜中華街

箱根湯本を後にして、1日目の待ち合わせ場所の横浜に戻り、中華街で昼食をとる。

最後の食事会で次回の開催について意見交換をする。これまで7回実施して一巡したわけだが、次回から2巡目が始まることになる。次回は2020年6月函館開催を決定。次回まで健康を誓って解散。

いつまでもこのまま全員参加の同期会が続けばいいのにと思う。希望を持つと同時に、これからは1年1年が勝負という現実的な思いもまた持つ