ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

この一週間に起こったこと

 

私は24日(金)の朝に長崎を発って横浜に行き同期会旅行に参加した。26日(日)同期会終了後、都会に住む娘夫婦を訪ねて四日間お世話になった。娘のところに滞在して東京ぶらり旅を楽しんだ。私は田舎に住んでいるので、便利で快適な都会生活を体験すると楽しくなる。東京では電車に乗ったり降りたりしながら東京見物に走り回った。都会を歩き回り、疲れたらコーヒーショップに入り冷たいものを飲みながら休憩する。そうこうしながら、4泊5日の東京ぶらり旅はアッと言う間に終わった。

 

30日(木)長崎に帰るため羽田空港第1ターミナルへ行く。その昔、約50年前の学生時代、羽田でアルバイトしていたことを思い出した。あの当時の羽田のおもかげはもちろん何もない。あの当時、超音速旅客機コンコルドが飛来してターミナルの屋上展望台で着陸を見物したことを思い出したが、そのターミナルがどこだったかもわからない。あのときのターミナルビルそのものがすでになくなっているのだと思う。まさに浦島太郎みたいな思いで羽田を見て長崎行きの飛行機に搭乗して帰路についた。

 

私はこの一週間、いろんなところを訪ねながら楽しい時間を過ごしていたが、

登戸無差別殺傷事件のニュースを知って気持ちが凍りつくような思いになった。とても驚いた。そして、亡くなった方のことを思うといたまれない気持ちになった。犯人に対する強い怒りを覚えると同時に、亡くなられた方のご遺族の気持ちを思うと言葉も出ない。どうして犯人はこんなにも簡単に人の命を奪うのか?人を傷つけるのか?無関係な人を、しかも私達社会の宝物である子供達をどうして傷つけるのか?どうして無差別に命を奪うのか?どうしてこのようなことが起きるのか?心が苦しくなる。

「私達の社会で一番大切にしなければならないことは子供の命を守ることである。子供の命を守れない社会は滅びてしまう。そして、このことは社会を国に言い換えてもいい。」 と言う言葉があるが、私達の社会は今、どこか壊れてきてはいないだろうか?私の思い過ごしであって欲しいと強く思う。