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物置の整理をしていたら、珍しいものをみつけた。インラインスケートである。昔、私が使っていたマイスケートが出てきた。最後に使ったのは10年くらい前だから、動くかな?と思って点検すると使えそうな感じである。物置の整理は中止してスケートに行くことにした。
スケートが下手な人でも遠慮なくスケートできる場所がすぐ近くにあるので、そこへ行くことにした。そこは公園の中の歩行者道路である。早朝に散歩する人を見ることがあるが、昼間は人通りはほとんどない場所である。また、スケート禁止になっていない場所だから遠慮なくできる。
プロテクターとヘルメットを装着していよいよスケートを履く。10年ぶりにスケートを履いて立ってみると、昔みたいに自由に動けない。自分では上手に滑れると思っていたが、まっすぐ立つことさえ上手くできない。ふらふらしている。微妙なバランスの調節ができない。感覚を忘れてしまっている。
これでは滑れないので、初心者になったつもりで、まず、歩く練習から始める。平地でまっすぐ立って、それから1、2、3、と数えながら一歩、一歩、歩く。歩く練習を繰り返した後、倒れる練習をして、その後ゆっくり滑る練習をする。そのあとは円を描く練習をする。少し滑れるようになったので止まる練習をする。緩やかな坂で滑る止まるを繰り返し練習する。8の字コースを少しスピードアップで練習する。そこまでやると汗びっしょりになっていたので、今日はここまでで終了する。
10年ぶりでも、問題なくできると思っていたが、全くできないのでびっくりした。しかし、練習すると以外と早く取り戻せそうな感じがする。また挑戦しよう。
10年前、練習している時に散歩中の高齢者の方(私よりもっと高齢者)から「若い衆がやっていると思っていたが、そうでもないね。」と言われたことを覚えている。あれから10年、今度会ったら、何て言われるかな?
今日の一枚はヤマボウシである。通りすがりのお庭に満開のヤマボウシを見つけ、写真を撮らせていただいた。ヤマボウシの花言葉は「友情」