今日の日曜日は、とても良い天気である。今週の中頃から梅雨入りになるらしい。貴重な晴れの天気、サイクリングに行くことにした。
今日は長崎港がある大波止まで行って、大波止近辺を「さるく」ことにした。水辺の森公園の横を通って大波止へ行く。(注:「さるく 」とは長崎弁でぶらぶら歩くこと)
大波止に着いて、最初に訪ねた場所は「南蛮船来航の波止場跡」である。ここはポルトガル船の荷揚げが行われた場所である。だから海岸のはずだが、現在は埋め立てのためずいぶん内陸になっている。元亀2年(1571)ポルトガル船が長崎のこの場所に来航したとある。
この巨大アンカーは大正時代以前に作られ、大型船を係留する係船ブイを固定するために長崎港で使われていたものである。役目を終えた後、現在は航路標識灯の台座として使われて長崎港のシンボルになっている。
港の一画では、フェリー万葉への車両の積載作業が行われていた。長崎港からは五島、上五島、高島、伊王島などの島々への定期航路のほか、長崎港遊覧船や軍艦島周遊船も就航している。
島原の乱の攻略のため寛永15年(1638)に長崎で作られたとも言われ、約350年間ここ大波止に置かれているもの。長崎七不思議の一つとして「玉はあれど大砲なし」と歌われた長崎名物。重さ約560kg
サイクリングで帰る途中に、フェリー「万葉」が五島に向けて出航していくのを見送る。
今日の一枚はサルビアである。今日のサイクリング途中の道路に花壇があり、サルビアが植えられていた。ここの花壇はいつもよく手入れされていて、季節の花を見せてくれるので楽しみである。