ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

児童・幼児虐待

f:id:battenjiiji:20190704143139p:plain

我が家の軒先にツバメが巣を作っている。現在子育て中である。毎日、親ツバメは夜が明ける前から、餌取りに飛び出て行き、暗くなるまで一日中、餌を巣に運び子育てしている。1日に何回も何回も、繰り返し餌を運び続ける。私はそこを通る時、ツバメのヒナが無事に成長しているのを見て嬉しくなる。今年は五匹とも無事に巣立ちできそうだ。

ツバメの子育てを毎日楽しく眺めているこの頃、児童・幼児への虐待のニュースを時々聞く。気持ちが落ち込む。
 

6月26日、千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(当時10歳)が1月に死亡した虐待事件で、傷害幇助罪に問われていた母なぎさ被告(32歳)に対し、千葉地裁は、執行猶予付き懲役2年6カ月の判決言い渡した。と新聞で報道された。

この事件では心愛さんへの傷害致死と傷害の容疑で父親が逮捕されている。虐待事件では、傷害致死での起訴が多く、極刑が科された例は皆無ということである。ネットでは、「そんな世の中で良いのだろうか」と量刑の軽さを疑問視する声も多い。

 

 

6月27日札幌市の池田詩梨(ことり)ちゃん(2歳)が衰弱死した事件で、北海道警は、詩梨ちゃんに食事を十分に与えず死亡させたとして、母親の池田莉菜容疑者(21)と交際相手の藤原一弥容疑者(24)を傷害容疑と保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。と報道にあった。

 

7月1日、宮城県警は、2歳11カ月の土屋陽璃(ひなた)ちゃんを3日以上にわたって自宅アパートに放置し、低体温症で死亡させたとして、仙台市の飲食店従業員、土屋りさ容疑者(25)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。土屋容疑者はのり巻き1本だけを置いて外出したといい、陽璃ちゃんは死亡時、全裸で、胃の中が空っぽだった。と報道にあった。

 

どうしてこういうことが起きるのか私はわからないが、育児ネグレクトを含む虐待で幼児や児童が傷つけられたり、命を奪われたりすることが最近多くないだろうか?こういう狂ったとしか思えない親がいた場合でも、社会として、なんとかして子供の命を守らなければと思う。子供の命を守れる社会が欲しい。