久しぶりに小ヶ倉を散歩することにした。赤ピンをスタートして下り坂を道路に沿って降りていく。そして大きな通りに出たら、そこを左折して、そこから本通りをゆっくり上っていく。だらだら坂を上っていくと左側の景色が開けてくる。左側の山は大久保山と呼ぶ。よく見ると頂上近くに岩肌が見える。あそこは展望岩と呼ばれている場所だ。今日の散歩の途中にあの大久保山展望岩に立ち寄って行こうと思う。
本通りのだらだら坂を上りつめたところで左の脇道に入る。左折してさらに少し上ったら、下り坂になる。道路に沿って下っていくと。展望岩に行く別れ道に出る。
そこを右折して山の方に入っていく。最初は車が通れる舗装道路が続くが、しばらくすると雑木林の山道になる。さらに進むと展望岩への分岐点の案内がある。そこからは急な荒れた山道を登っていく。
この方向という見当をつけて進んでいくと赤色のテープが巻かれた木を時折見つける。そのテープを目印に進んでいくと展望が開けて展望岩に到着する。
展望岩と呼ぶだけ確かに眺めが良い。そして高い展望岩の周りには柵も何もないから端に行くのは怖い。あまり端に行かないで写真を撮る。
展望岩に腰掛けて、今上ってきた散歩道を確認する。秋風が心地よい。眺めの良い展望をしばらく楽しんだ後下山する。
上りより下りが転倒事故が起きやすいので滑らないように注意して下りていく。上りではすぐ近いからと強引に上ってきたが、下りは登山靴でないので不安になる。また、ポールがないので怖い。滑りやすい山道を慎重に慎重に下りて無事に通過する。
今日の山歩きを含んだ散歩は久しぶりに山の緊張を味わった。ポールも登山靴も無しの山歩きは怖いと思った。山に入るときは、それにふさわしい靴やポールや服装など準備が必要だとあらためて思った。