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新型コロナウイルス対策でステイホームしている。どこにも行かない夏を過ごしている。県内でいいから、一泊でもいいからどこかに行きたいねと連れ合いが言う。昼間は暑いから歩き回れないけど、県内でどこか楽しめるところはないだろうか、と言いながら二人で考えたのがハウステンボスである。夜、ハウステンボスの光の王国を散歩しようと思いハウステンボスにやってきた。
16時頃にハウステンボスに入国する。入国時のコロナ感染防止対策がしっかり行われている。まだまだ日が高く暑い。歩いてホテルに行くのは大変だ。ホテルまでなら園内バスか運河を行くカナルクルーザーかどちらでも可能だが、カナルクルーザーを使ってホテルの近くまで移動することにした。コロナ対策で一度の乗船人数が制限されているので全然密にはならない。カナルクルーザーに乗るとハウステンボスに来たという実感が湧く。




カナルクルーザーでタワーシティ到着。下船してホテルアムステルダムへ直行する。「ホテルアムステルダム」は場内のほぼ中央に位置し、ハウステンボスの街中で暮らしているような気分は味わえるのが特徴である。仮面舞踏会などが行われる「アムステルダム広場」までは徒歩で約1分の距離である。そのほかのパーク内エリアにもアクセスしやすい立地にあるので、「ハウステンボス散策の合い間にホテルでちょっと休憩」なども可能なホテルである。


ホテルにチェックインした後、夕食まで時間があるので、外に出たら軽快な音楽が流れている。広場の方に行ってみるとコンサートが行われていた。「ナタリア&サーシャ・バンド」という外国の人たちのグループによるコンサートが行われていた。日陰に座ってコンサートを楽しむ。ナタリアさんは女性歌手である。ナタリアさんの素敵な歌声にしばし暑さを忘れる。


17時30分から夕食になっていたので、コンサート終了後、レストランへ行く。レストラン「ア・クールベール」は、本来好きなものを自由に食べれるブッフェレストランであったが、コロナの影響で形態をコース料理形式に変えて料理が提供されていた。もちろん料理の量も味も満足でした。




夕食の後、19時から「サマーナイトライブステージ」が始まるので、アムステルダム広場へ行く。若い男女のダンサーが曲に合わせてダンスを繰り広げ、パンチのきいた歌と躍動感溢れるダンスを披露する。若いダンサーの踊りの合間に、ディキシーランドバンドが楽しい音楽の世界へ誘う。また、抜群のセンスとテクニックを兼備したサーシャ・バンドがさらにコンサートを盛り上げる。楽しい気持ちにさせる40分のショーであった。




サマーナイトライブステージが終了したら、続いて仮面舞踊会パーティの案内と注意がアナウンスされていた。仮面舞踊会パーティでダンスをする場合は椅子の前でダンスをするように、椅子はソーシャルディスタンスを考えて設置されているので椅子は移動しないようになどアナウンスがなされていた。案内アナウンスが終了すると、ボリュームマックスで音楽が始まり、仮面をしたダンサーが曲に乗ってステージに現れた。そのあとはステージも観客席も一緒にダンスの波に飲み込まれる感じでみんな楽しそうに踊り始めた。私も、下手なステップで一緒にダンスをする。ハウステンボスの楽しみの一つは仮面舞踊会である。


仮面舞踊会が終わったら、園内の至る所で行なわれる3Dプロジェクションマッピング楽しむことにした。一番大がかりな3Dプロジェクションは「パレス・ハウステンボス」で行われているが、遠いのでそれは諦めて、ホテルの前のアムステルダム広場で行われる3Dプロジェクションを楽しむことにした。
まず中央インフォメーションセンター建屋で行われる「未来への時間旅行」を見ることにした。「未来への時間旅行」はタイムトリップのような感じであった。




次に、ギヤマンミュージアム建屋で行われる「ザ・リバイバル・オブ・ザ・ドラゴン」を見る。




最後は、「希望の光」というタイトルの作品であった。これは新型コロナウイルスが世界中に感染拡大している中、全世界の人が手を取り合って人類の苦難を乗り越えようというメッセージであった。




3Dプロジェクションを楽しんだあとは、1番の楽しみにしていた夜の散歩である。最初はアートガーデンを目指して散歩する。アートガーデンから見るタワーシティーの光の瀑布は迫力である。


ハウステンボスに来ても、日帰りの場合はいつも早めに帰るので光の王国をじっくり楽しめない。今日はハウステンボスの街中にあるホテル宿泊だから24時間自由である。運河に沿って歩く。運河の中にイルミネーションが施されていて運河の色が変わるのは幻想的でもある。夜風が心地よい。



白い大観覧車を遠くに見ながらハーバータウンに近づく。そして、ホテル・ヨーロッパと迎賓館とドムトルーンの写真を撮る。




右上:ホテルヨーロッパ、 左下:迎賓館 右下:ドムトールン
夜の散歩をしてたら、いつのまにか22時半を過ぎている。通りに人を見るのが少なくなった。綺麗な景色に見とれながら結構歩いたようだ。温泉にも行く予定だったが、予定変更。部屋でゆっくりバスタイムしよう。1日目が終わった。明日は早朝散歩をしようと思いながらホテルへ戻る。