ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

2020年 私の十大ニュース

2020年は私にとってどういう年であったかを「私の10大ニュース」を整理しながら振り返ってみた。

 

1  姉の死

癌で闘病していた姉が11月に亡くなった。私は4人兄弟である。私の兄は20年前に早く亡くなった。弟も3年前に亡くなり、兄弟では残っているのは姉と私だけになっていた。亡くなった兄弟の思い出話をいつまでもしたいからお互い長生きしようねと会うたびに話していたが、姉も彼岸へ旅立ってしまった。今は、兄弟の話をする相手がいなくなり本当に寂しくなった。天命とはいえ寂しい。ただただ、姉の冥福を祈るばかりである。

 

2  コロナ感染拡大

今年はコロナ禍の一年であった。コロナのために行動自粛を余儀なくされた。今年の一番のメインイベントで一番楽しみにしていた同期会の北海道旅行が中止となった。また、40数年ぶりのアメリカ旅行も中止となった。マスクと手洗いと消毒の徹底が求められた一年であった。そしてそれはこれからも続く。来年はワクチン接種が始まる。ワクチン接種により、コロナの流行が一日も早く終息することを期待したい。

 

3  孫の成長と誕生

私には三人の孫がいる。昨年までは孫二人であったが、今年3月に三人目の孫が誕生した。初孫は今、年長組に通っている女の子である。二番目は今、年少組に通っている男の子である。私の長女の子供であるこの二人の孫は、今年の私の誕生日にテレビ電話でダンスを踊り誕生日を祝ってくれた。お陰で最高の誕生日を迎えることができた。そして三人目が今年生まれた女の子である。この子は私の次女の初めての子供である。次女は毎日近況報告として赤ちゃんの写真を送ってくれる。毎日それを見るのが楽しみである。

私の長女は毎年子供を連れて長崎に来ていたが、今年はコロナのために一度も帰省できなかった。今年は楽しみにしていた長女の子供たちとも会うことはできなかった。また次女も赤ちゃんを連れての正月帰省を計画していたが、コロナ感染拡大のため中止となった。今は、時々テレビ電話で孫たちと顔を合わせ成長ぶりを見ることが楽しみである。早くコロナが終息して孫たちと走り回って遊びたいと思う。

 

4  山歩き

今年はコロナ感染防止のため三密(密閉、密集、密接)防止が求められた一年であった。そのため、私は三密にならない単独行の山歩きを今年は5回楽しんだ。一つは川棚町の虚空蔵山である。他は長崎市近郊の金比羅山、熊ガ峰、八郎岳、寺岳の山歩きである。虚空蔵山は初めての登頂であったので特に思い出深い山歩きとなった。金比羅山は紅葉狩りの山歩きで10年ぶりの再挑戦となった。熊ガ峰、寺岳は5年ぶりの再挑戦で、熊が峰は前回とは別ルートによる山歩きを楽しんだ。八郎岳は長崎市で一番高い山である。ここは毎年一度は登ることにしている。登頂までの時間は前回より長くかかっているようだが、今年も無事に登れたことを感謝したい。

 

5  ウオーキング&サイクリング

コロナ感染防止対策で人との接触を避けることは、引きこもりが強要されているようで気が滅入ることがあった。健康維持と気分転換を兼ねて今年は、ウオーキング&サイクリングに取り組んだ。主に2〜3時間程度のウオーキングを12回行った。またサイクリングは4〜5時間コースを3回行った。ウオーキングの実施場所は香焼が中心であるが、飽きないように、伊王島三和町、川原大池や津々谷の滝などにも行った。サイクリングは野母半島や長崎港一周などのコースで行なった。大体月一回程度の割合で取り組んだが、コロナ禍の健康維持として効果的であった。

 

6  読書

今年は年間50冊の本を読もうと読書に取り組んだ。しかし、目標に届かず、読んだのは34冊にとどまった。私が読みたい本を探す方法は新聞の新刊案内やお勧め図書などの欄から面白そうな本を見つけたり、私が尊敬する方の読書ノートや大学生向け推薦図書から興味を引く本を見つけたりしている。読みたい本を見つけたら、すぐに読みたい場合はアマゾンのkindleで購入する。急がない場合は図書館に行って購読希望の申し込みをすると大体申し込み後一週間以内にほとんどの本を見つけてくれる。日本社会はIT化が遅れていると言われているが、図書館はITを活用した広域ネットワークが構築されているので「ご希望の本はありませんでした」ということは滅多にない。図書館ではほとんどの本を一週間以内で手に入れることができる。図書館にはこの1年間大変お世話になり感謝である。知ることは楽しい。また知らないことばかりだとつくづく思う。「知への挑戦」という知的好奇心を満足させる読書の旅はまた来年も続く。来年も50冊に挑戦しようと思う。

 

7  メダカの飼育に挑戦

今年6月に「メダカに学ぶ生物学」という本を入手した。その本を読んでメダカに愛着を感じ、メダカを飼いたいと思うようになった。メダカを飼っている友達から10匹のメダカを分けてもらい飼い始めた。友達から食事の与え方、水槽の掃除、水の管理、産卵と孵化などについて教えてもらいながらメダカを育てていたところ、ちょうど産卵シーズンになり、数匹のメダカが産卵し、その卵が順調に孵化しその繰り返しで70匹に瞬く間に増加した。狭い水槽に多くのメダカを閉じ込めるとメダカにストレスがかかるので、さらに別の水槽を準備した。9月を過ぎると産卵シーズン終えた。忙しいメダカ飼育であった。来年も水槽の中を元気に泳いで欲しいと思う。

 

8  ショワージギングに挑戦

長崎県は海洋県である。海洋県なので長崎では趣味として釣りをする人は多い。最近、その釣りで疑似餌を使った釣りが流行っている。私は釣りに疑似餌を使うのはお魚さんに悪いような気持ちがあり釣りの餌は疑似餌ではなく本物の餌を使ってきた。しかし、今回疑似餌を使って行うショワージギングという釣り方を学んだ。この釣りの特徴は餌を準備しなくてもいいので、思い立ったら手軽に釣りができることである。今年の釣果は今ひとつであったが、来年もショワージギングに挑戦してさらに腕を磨き大物を目指したい。

 

9  ボルダリングに挑戦

隣町の町営施設にボルダリングの施設ができた。2月11日、そこで私は生まれて初めてボルダリングというスポーツをした。ボルダリングをやってみて、このスポーツが集中的にエネルギーを使う全身運動であることを知った。指、手、腕そして足、腰、腹筋など全身を使って体を支えながら壁を登っていく。初心者で要領が悪いのか5分間も続けられない。楽しいがメタボの体を支えるのは地獄の苦しみである。ボルダリングはメタボ対策にも有効なスポーツである。ここの施設利用者の最高年齢者は75歳ということであった。ボルダリングをこれからも続けて、できたらその記録の更新を目指していきたい。

 

10 中国語挑戦

認知症予防対策として“Duolingo ”というアプリを使って中国語を勉強している。現在241日連続学習記録を更新中である。“Duolingo”は無料アプリであるが、大変親切で内容が豊富なアプリである。毎日、「中国語を勉強しましょう」「連続記録が途絶えますよ」「語学学習は継続が大切ですよ」などと警告やアドバイスしながら勉強に誘ってくれる。またその内容も話す、聞く、書くの各項目が段階的に進めるように構成されている。お陰で連続記録が途切れないでここまできた。一日の勉強時間は自由である。私は一日平均20分程度勉強している。1時間でも2時間でもできるときは何時間でも自由にできるが、私はスローペースである。来年もスローペースであっても、とにかく続けようと思う。そして、コロナが終息して中国をまた旅したいと思う。そのとき私の中国語が通じることを楽しみに学習に励みたい。

 

今年もいろんなことに挑戦してきた。全てがプラスになることばかりでなく無駄なことも多いように思うが、それも寄り道と思えばいいだろうと思う。コロナのため行動が制約されていることは辛いが、やれることをやるしかない。来年も知への挑戦はじめ、いろんなことに取り組みたいと思う。

 

今年一年、いつも読んでいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

良いお年を