ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

元旦ウオーキング

 

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赤ピンをスタートして赤ピンに戻る周回コース、距離5.81km、上昇高度141m                          (最低1m、最高101m)、天気曇り、温度5度、湿度60%、消費カロリー542kcal


2021年が明けた。昨夜は雪が舞っていたが今朝は雪も雨も降っていない。道路が濡れていないことを考えると昨夜の雪はすぐ止んだようだ。気温5度寒くはない。雲が全天覆っている。初日の出は期待できそうにないが元旦ウオーキングに行くことにした。

 

 

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左:香焼小学校から見た城山 、右:香焼港から見た城山

私が住む香焼では日の出は城山の山頂から上がる。ウオーキング始めるとすぐに香焼小学校の前を通る。小学校の前で城山を見ると城山の上空には雲が覆っている。しばらく行くと香焼港に着く。そこからまた城山を見ると上空にはやはり厚い雲が覆っている。日の出時間が迫っているがこれでは初日の出は期待できそうにない。

 

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香焼港を過ぎると魚見大橋が見えてくる。魚見大橋の上空にもやはり雲が全天覆っている。魚見大橋を過ぎるとまた視界がひらけて城山が見えてきた。やはり雲は途切れそうにない。初日の出を見たいので歩みを進めながら何度も日の出方向を見るが、やはり今日は無理だと諦める。

 

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全天雲で覆われた元旦、今年の初日の出は残念ながら見れなかった。ウオーキング始めた頃はまだ薄暗かったが、日の出時間を過ぎいよいよ明るくなってきた。明るくなったが日はさしていない。日の出方向を振り返ると日の出は見えないが天空を覆っている雲が朝日を受け茜雲に染まっていた。天の配慮に感謝である。

 

 

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山の方に目をやると紅葉の朱色が目に付く。1月なのに紅葉シーズン今が盛りという風情である。この地は海辺で暖かいため、山と比べるとひと月くらい紅葉シーズンが遅れているようだ。今年だけの現象なのか例年のことか住人である私もよくわからないが、、来年1月にもう一度チェックしなければと思う。この地の紅葉シーズンが1月なら10月から1月まで長くいろんな地域の紅葉を楽しめるから、それもいいかなと思う。

 

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曇り空の下、海を眺めながら歩みを進める。小鳥が1羽、私の前を進む。私と一定の間隔を保つように、私が近づくと逃げるように飛び立ち先の方で着地する。また近づくと同じように飛び立ち先の方に着地する。何度かそれを繰り返していたが、そのうちいなくなった。時々、このような習性をする鳥を見かける。何のために何をしているのかわからないが、小鳥が鬼ごっこを楽しんでいるような行動である。小鳥さんに遊んでもらいながらのウオーキングも楽しい。

 

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「日中不再戦の碑」の前を通って行く。この石碑の前を通るたびに戦争は絶対しないと心に誓う。本当に戦争だけはやめてほしいと切に思う。

米中覇権競争が激しさを増していく中、日本はそれに巻き込まれて戦争の道を進むという懸念はないのかと心配する。そういう馬鹿なことはあり得ないという人もいる。しかし、現在の日本の為政者は「今だけ金だけ自分だけ」という考えで政治をしている人もいるように聞く。そのような為政者は他国の戦争に自国民の命を差し出すことを何とも思ってはいないのではないだろうか。世界平和のため、自由主義を守るため、民主主義を守るためとか口先ではいろんなことを言いながら戦争への道を進むことはないだろうか。信用できない人が政治をしていることだけは確かだ。これからもしっかりと政治の動向を見ていかねばと思う。

 

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豊前坊社の榎」の前を通る。この榎の木は200歳以上でなお壮健である。見習いたい。この榎の木は長崎市指定天然記念物であり、樹高20m、根回り4m、樹齢200年以上と推定されている。大正7年(1918)の香焼村郷土誌に、この榎の木がこの村の最古木の大木であると記されている。「豊前坊社の榎」をモデルとして、榎の木は香焼町の木に制定されている。

 

 

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ウオーキングの途中、葉を一枚残らず落とした木々をいくつか見た。その姿を見て、私は感ずるものがあった。身を削るべき時には痩せ細るまで身を削る。このような峻烈な生き方が自分にはできるだろうか、できただろうか?いつでもぬるま湯的な生き方ではなかったかと思う。今更後悔しても始まらないが、人間としての生き方を教えられた気がした。

少しでも成長できるように、今年も多くのものを学んでいきたいと思う。