ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

3・30香焼早朝散歩

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S点からスタートしてS点に戻る周回コース。距離6.8km、最低高度3m、最高高度109m、累計高度273m、消費カロリー761Kcal、天気曇り、温度13度、湿度93%

久しぶりに香焼を散歩する。最近は運動不足である。朝早く起きて外を見たら雨が降る心配はないようだ。久しぶりに体を動かそうと思い立ち、散歩に出かけることにした。

 

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散歩をスタートしてまっすぐ進むと小さな港に着く。これから先の海岸線はいたるところ釣り場である。いつも誰かが釣りをしている。歩いて行くと、岩場の先端で釣りをしている人発見。私は寒いのは嫌だから今まで釣りは控えていたが、ずいぶんと温かくなってきたので、そろそろ私も釣りを始めようと思う。

 

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左:2021年3月30日撮影                                         右:2020年6月撮影

今日は曇りで、黄砂が飛んでいて視界が悪い。散歩途中の海岸から三菱重工香焼工場の方を見ると百万トンドックのクレーンが霞んで見える。そして、背景の山は今日は全く見えない。今日のニュースで、三菱重工は香焼工場の一部を大島造船所に売却することを決定したと伝えている。今回の決定により、三菱重工は船の修繕業務は引き続き継続するが、大型船の建造からは事実上撤退することとなるらしい。地元に住み三菱重工の大型船の進水式を間近に見た者としては寂しい思いがする。

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一般道を歩いてきて、海老瀬側入り口から、住民が自然公園と呼ぶ「香焼総合公園」に入る。香焼総合公園はテニスコートや野球場などの施設や家族連れで気楽に利用できる芝生広場なども設けられている。また高台にある展望台からは迫力ある景色が楽しめる公園である。広い園内は遊歩道が整備され絶好の散歩コースである。

 

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この時間、遊歩道を散歩している人は見かけない。誰にも会わないで遊歩道を進んで来たらバリケードを発見。警告文を読むと地すべりのため通行禁止と書いてある。しかし、このバリケードはこの先が通行禁止なのか、この手前が通行禁止なのかよくわからない。私が入園した海老瀬側には通行禁止のバリケードはなかった。しかし、ここに来る途中、工場現場はあった。迷ったが、交差点の手前に置かれているこのバリケードは交差点の手前を通行禁止にしているバリケードだと判断してそのまま進むことにした。

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左:2021年3月30日撮影                                            右:2020年6月撮影

公園の釣りポイントに立ち寄る。ここは絶好の釣りポイントだが、今日は釣り人は見かけない。それにしても視界が悪い。霧がかかっているような感じである。

 

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遊歩道を進んでいくとバリケード発見。ここが先ほどの警告文の地滑り現場なのかと思って緊張するが、地滑りというほどのことはない。石垣の一部が壊れたようだ。

 

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左:2021年3月30日撮影 右:2020年6月撮影

伊王島の沖之島教会が見える場所に来た。黄砂に霞んだ沖之島教会を撮影する。白亜のゴシック様式の天主堂は住民の半数以上がカトリック信者という伊王島のシンボルである

 

 

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さくら広場に到着。三日前に春の嵐が吹いた。家の近くの桜は散ってしまいあっという間に桜は過ぎ去ってしまった。さくら広場の桜も散ってしまっていると思い込んでいたので満開の桜に会って感激である。昔、子供たちが小さい時、近しい方たちとお弁当を持ち寄って、ここで花見をしたことが懐かしい。

 

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さくら広場の桜を堪能して、遊歩道を進んでいくとツツジが咲き出している。まだ2分咲き程度だが、いろんな色のツツジが植えられているようだ。桜が終わったらツツジの競演が始まりそうで楽しみである。

 

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桜とツツジの鑑賞を楽しんで遊歩道を上っていくと芝生広場に到着。芝生広場には新しい遊具が設置されている。今度、孫が来崎した時は必ず連れて来ようと思う。孫の楽しむ様子が目に浮かぶ。それにしてもコロナで孫が来れなくなったのは寂しい。コロナの終息を祈るばかりである。

 

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ここまで上ってきたら、もうひと頑張りして展望台まで行くことにした。ここからさらに階段を約200段上っていくと展望台の頂上である。老骨にむち打って上っていく。

 

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左:2021年3月30日撮影                                                右:2020年6月撮影

展望台からの眺めは黄砂のため絶景とは言えなかったが、高いところに上るのは達成感があって心身の健康に良い。しばらく黄砂に包まれた周りの景色を楽しむ。

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展望台の周りには、ここから主要都市への距離が書かれた案内板が設置されている。東京へ950km、韓国ソウルへ580km、中国上海へ800kmとある。高校時代に恩師がよく言っていた言葉を思い出す。「長崎は日本の西の果てだが、外国に一番近いのは長崎だ。東京に行くより外国が近い。世界に一番近い街が長崎だ」コロナが終息したら、また韓国、中国へ遊びに行きたいと思う。

 

久しぶりの香焼散歩で気持ちのいい汗をかいた。寒がりで冬の間は冬眠生活みたいに運動しないで過ごしてきた。メタボ症状が悪化したのではないかと心配である。これからは暖かくなるので、外に出よう。今日、満開の桜に出会ったように、外に出ると思わぬご褒美をもらえることもある。