ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

のんびり気ままにサイクリング

f:id:battenjiiji:20211027044830j:plain

青点から赤点までのコース。距離8.04km、最高高度27m、最低高度0m、上昇高度6m、天気晴、気温19度、湿度42%

良い天気が続いている。それに一気に気温が下がり、サイクリングに快適なシーズンがやってきた。長いこと自転車を使っていなかったが、久しぶりに自転車に乗りたいと思った。自転車で体を動かしたい。自転車で散歩を兼ねて出歩きたい。運動の秋をサイクリングで楽しみたいと思い自転車を持ち出した。出発地点の青地点は高度27m地点である。ここからスタートして海岸線まで下ると後はほぼ平地である。サイクリングコースとしては上り坂がほとんどない楽なコースである。運動としては物足りないコースという気もしたが、久しぶりだから無理しないで、脚慣らしとして始めることにした。

 

自転車を町中で乗る場合、交通量の多い場所を自転車で通行する時に怖い時がある。このコースでは、途中に幹線道路の通行が含まれる。自転車は歩車道の区別のある道路を走る場合、車道を通行しなければならない。もし歩道を通行すると、通行区分(車道と歩道)違反で3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科せられることになっている。
しかし、例外として歩道を通行することが認められる次の4つのケースがある。
(1)歩道に「自転車通行可」の道路標識や、道路標示がある場合。 
(2)歩道に「普通自転車通行指定部分」の道路標示がある場合。 
(3)運転者が13歳未満又は70歳以上、または身体の障害を有する者である場合。 
(4)歩道を通行することが「やむを得ない」と認められる場合。
私は、70歳以上に該当するので歩道を通行できる。もちろん歩道を通行する際は歩行者優先であるから、歩行者がいる時は自転車は徐行もしくは一時停止して歩行者の通行を妨げないようにしなければならない。
ということで交通量の多い幹線道路を通行する時は、歩行者に気をつけて歩道を通行することにした。

海岸線まで下ったら国道499号線に出る。しばらく499号を進むことになるが、この道路は主要地方道で交通量が大変多い道路である。この区間の車道を自転車で通行するのは怖いので歩道を通行することにした。歩行者に注意しながら進むが、幸い歩行者はいない。しばらく進み、橋を渡ったところで右に折れて脇道に入る。これからは歩車道の区別のない小さな道路になる。交通量はほとんどないので、これからはのんびりとペタルを漕いでいく。

海岸線にでる。波止場ではあちらこちらで家族連れなどが釣りをしている。一人の男性に何を狙っていますかと聞くとクロですと答えていた。ここは季節によっていろんな釣りが楽しめるようだ。足場が良いので家族連れなどには最適な釣り場である。しばらく海岸線に沿って進む。道路に沿って進んでいくと工場地帯に入る。この周りは造船所や造船関係のスチール工場などが続いている。

主要幹線道路を通らないで、脇道、脇道を通って進む。平坦な道路ばかりなのでとても快適である。脇道を抜けながら進んでいくと、だんだん人通りが多くなってきた。近所にスーパーがある場所に出た。脇道でも歩行者や自転車が行き交うようになった。注意して進む。雑踏とまではいかないが人混みの場所を抜けてまた人が少なくなる。人も車もほとんど通らない脇道を進むと大きな直線道路に出た。

この直線道路は埋立地に造られた約1キロの直線道路である。朝夕のラッシュ時には片側二車線の道路がびっしりと車で埋まってしまうが、時間帯によっては車はまばらになる。この時間帯は車が少なく私が第一通行帯を自転車でのんびり通行しても車は第二通行帯を通行するので問題ない。歩道はあるが、ここは車道を通行していく。

直線道路を快適に飛ばして目的地に到着。走行距離8.04kmの所要時間は59分であった。自転車としては決して速いタイムではないが、一部人混みの中を通ったりしたのでこの時間は妥当なものと思う。

自転車に適した季節がやってきた。自転車を使ったのんびり、気ままなサイクリングをこれからも楽しみたいと思う。