「日本人の死因は第1位は悪性腫瘍、第２位は心臓病、第3位は老衰、第4位は脳卒中です。このうち第2位と第4位の２つの病気は、多くは動脈硬化が原因となって起こっています。動脈硬化を起こしやすくする危険因子としては、高血圧・喫煙・糖尿病・高脂血症・肥満などです。これらの危険因子はそれぞれ単独でも動脈硬化を進行させますが、危険因子が重なれば、それぞれの程度が低くても動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中の危険が高まることがわかっています。肥満のうちでも、おなかの内臓に脂肪がたまり腹囲が大きくなる「内臓脂肪型肥満（内臓肥満）」が、高血圧や糖尿病、脂質異常症などをひきおこしやすくし、これら内臓肥満と高血圧や糖尿病、脂質異常症が重なると動脈硬化を進行させる危険が高まります。だから肥満を解消しましょう」
健康相談で保健婦さんからそのような話を聞いて減量に取り組んできた。私の適正体重は身長と体重から肥満度を示すBMI指数から見ると適正体重は65kgで、57kg〜73kgが普通体重の範囲になる。私の体重は現在75kg であり肥満1のレベルである。現在の軽度の肥満状態から普通体重へはあと２キロ減まできた。昨年5月から体重測定を始めたがその時は83kgであったから8ヶ月で8kgの減量したことになる。この結果については連れ合いからも子供たちからもスマートになったね言われるようになったことから実感できる。適正体重まではまだまだ遠いが、肥満ではない普通体重までもう一歩のところまできたというのは率直に嬉しい。まずは普通体重になりたいと思う。
この結果は食事の改善と運動の成果であると思っている。朝食の量が多すぎるので朝食の量を減らすように言われてそれを実践したことが一番大きかったように思う。また、週に一度はウオーキングやサイクリングをして確実に10メッツ/hの運動量をこなすことを実践したことがよかったのだと思う。
減量に取り組み成果を上げてきたが、実は取り組むべきことは減量以外にもう一つ課題があった。それは腹囲の減少である。腹囲については、男性の場合は85cm以上をメタボとされていることから、85cm以下を目指すように言われていた。私の腹囲は96cmであった。目標11cmの減少である。腹囲の減少については腹筋を鍛えるのが早道とばかり、腹筋ローラーを購入して取り組むことにしたが、一月もしないうちに、中断したままその運動療法はたち消えになった。腹筋ローラは若者にとっては効果的かもしれないが、この年齢になると負荷が大きすぎて続かない。次に、負荷が大きくないヨガ式で腹筋を鍛えることにしてヨガマットを購入したがこれも長く続かない。なかなか運動で腹囲を減少させる試みはうまくいかない。食事療法の効果で体重は少しづつであるが減少しているが、腹囲はそのままである。このままだとビール樽みたいな体型になってしまうと心配していたら、ビールを飲めば痩せるという話を聞いた。
そんな嘘みたいな話があるのだろうかと最初思った。それに私はアルコールは全く飲まない。しかし、そのビールはノンアルコールビールということであった。それなら好都合だと思い、試しに購入することにした。キリンのノンアルコールビール「カラダFREE 」である
商品案内を読むと
『ゴクゴク飲める爽快なおいしさと、すっきりとした後味のノンアルコール・ビールテイスト飲料。「カラダFREE」はお腹まわりの脂肪を減らす、機能性表示食品のノンアルコール・ビールテイスト飲料。史上初。熟成ホップ由来苦味酸を機能性関与成分として初めて販売された商品。体脂肪が気になる方に適している。キリンの独自素材「熟成ホップエキス」に含まれる熟成ホップ由来苦味酸により【お腹まわりの脂肪を減らす】機能を実現。その機能は臨床試験でも確認されています。アルコールゼロ、カロリーゼロ・糖類ゼロ。
【度数】アルコール度数:0.00%
【成分】難消化性デキストリン(食物繊維)(韓国製造)、熟成ホップエキス、ぶどう糖果糖液糖、大豆たんぱく、米発酵エキス/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)、苦味料』とあった。
この「カラダFREE」を1日一本12週間飲み続けたらお腹周りの脂肪を減らす効果が確認されたと書かれていた。それから毎日1日一本飲み続けることにした。風呂上がりに飲む「カラダFREE 」は美味い。私はこの味が好きになった。2本飲みたいのを我慢して毎日一本飲み続けた。そして、3ヶ月後、腹囲を測定した。3cm減少して、93cmになっていた。増えなければ良いのにと思っていたが3cmの減少である。腹筋運動などの厳しい鍛錬などしないで、ただ美味しいビールを飲むだけで腹囲が減少したなんて信じられない気がするが、飲み始めてから確かに腹囲は3cm減少している。少しづつでも良い。これからも、腹囲85cm以下を目指して美味しいノンアルコールビールを飲み続けようと思う。
