ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

玉川徹さんの与那国島取材を見た

玉川徹さんが台湾有事の最前線拠点・与那国島を取材した番組がモーニングショーで放映された。玉川さんらしい直球勝負の取材内容で、私はその番組を見て与那国島の現状がよくわかった。与那国島の問題は島民だけの問題でなく、日本国民に問われている問題だと思った。この番組は日本人全員が見るべきだと思った。日本人が今、突きつけられている重要な問題をこの番組が浮き彫りにしていると思った。ツイッタには取材についての次のような多くの肯定的意見が掲載された。


与那国町の外間町長は2015年住民投票当時、監視部隊で間違いないですねと防衛省に確認し自衛隊誘致に舵を切った。ミサイル部隊の話は全く無かった。与那国島は日本の縮図と同じ。

現在台湾有事のための最前線基地として、日米共同演習などがどんどん勧めらているこの島。2015年の自衛隊基地を置くか否かの住民投票時には、中国船の監視のためが名目だったのにと不安と怒りの声。

米軍は、台湾有事に軍事拠点として与那国島を考えていた。一度自衛隊が配備されると、軍備や米軍との共同活動に使われても文句を言えなくなると琉球大学の山本準教授は言う。

自衛隊は住民が来てくださいって言われたから行った。でも住民はミサイル基地ができるとは聞いてなかった「安保改正のときもアメリカの戦争に巻き込まれることはありませんって説明されたけど、結局、台湾有事は日本有事って巻き込まれてる」

与那国島、2015年住民投票では自衛隊誘致に賛成した人も、それがミサイル配備になるとは思ってなかった。ミサイルが配備されたら有事の時に真っ先に攻撃される。今、投票があれば反対すると語る現地の人も。揺れる島民。米国は最初から台湾有事の拠点と考えている。

台湾有事があるとすれば、台湾が中国からの独立を宣言したとき。しかし台湾に今その気持ちはないのに、政府は煽っている。玉川さんの言う「私たち(国民)は知識と想像力が必要」を考えると、私たちの最大の脅威は中国でなく日本の政府ということになるのではと想像する」など玉川さんの取材について肯定的な意見が多く見られた。

しかし、逆に否定的な意見もかなりあり私は驚いた。その一部を次に掲げる。

テレビ朝日極左解説の玉川を二度とテレビに出すな。台湾有事の場合、与那国島が最前線に成るのは当たり前。そこにミサイルシステムを配備するのも当たり前。玉川に台湾有事を語る資格は無い。頼むからテレビから消えてくれ。モーニングショーは早く気づけ。極左テレビと朝日新聞

与那国の島民の平和ボケっぷりに呆れる。与那国島は「防人の島」として政府が買い上げて南鳥島みたいに民間人立ち入り禁止にしたらどうか?この特集も中国を利するだけでスパイ行為と同等。

コメンテーターが知識と想像力を働かせって言ってた。確かに!台湾有事がおきたとき、日本への攻撃が起きたとき、住民を守るため、日本への攻撃を抑止するために、反撃能力の保有は絶対必要だわ

台湾有事で与那国島が攻撃された時じゃ誰が島民を守るのか。丸腰の与那国島は直ぐに中国に占領される事は想定していない。

中国による台湾有事への備えとして与那国島に監視部隊を設置するのは国として当たり前。テレ朝の偏向報道の酷い所は、万一、有事の際は監視部隊から真っ先に狙われる事をなぜか説明しない。それなのに防衛の為の迎撃ミサイル設置は反対とかいう意味不明な論点。相変わらず酷い。

相変わらず どこの国の放送局かわからないな。台湾有事に対して、中国を糾弾するのか?と期待したら、安定の政府批判。さすが嘘を平然と言う玉川を起用し続ける放送局やな

台湾有事、台湾有事って騒いでいるが、コメンテーター達って日本有事は永久に来ないって安心しているのかな。

強盗が流行ってるから防犯対策しましょうのすぐ後に、台湾有事でも自衛隊不要みたいな論調で草w

そりゃ台湾有事は日本の有事だろ。与那国なんて真っ先に占領されるぞ。

じゃあ戦闘部隊は白紙にして、もし台湾有事で侵入されても文句言わないでね。

台湾有事は日本の問題とすり込まれている?当たり前のことじゃないの?日本への海上輸送路の要の1つでもある海域を抑えられたら、輸入中心の日本はどうするの?日本の問題でもあるでしょ?」など、否定的な意見も多く寄せられていた。

否定的な意見の中には、台湾海峡は日本のシーレンにとって重要だから台湾有事は日本有事という理屈は当然という意見もいくつか見られた。確かにシーレーンが重要であることは間違いないが、それなら、日本は今まで通り、これからも台湾独立を支持しないと言えば解決する話でないかと思った。もっとも、日本のシーレンは台湾海峡でなく通常台湾の西側を通行する。

 

玉川氏の取材に肯定的な人は、戦争反対、先島諸島へのミサイル配備反対、敵基地攻撃能力保持反対の方が多いように思う。反面、玉川氏の取材に否定的な人は先島諸島へのミサイル配置に賛成、敵基地攻撃能力の保持賛成の方が多いようだ。また、否定的な人は台湾有事がどうして起きるのか、その根本をよく理解していないのではと感じた。現在、台湾有事に関して、日本と中国の間に解決できない大きな問題が横たわっているわけではない。問題は、それなのに、なぜ中国と戦争しなければならないのかと言うことである。問題は、軍事費を税金で賄う賄わないということではなく、どうして台湾有事で中国と戦争しなければならないのかということである。本当に戦争しなければならない理由があるのか考えてほしい。本当に戦争をしていいのかということを考えてほしいと思う。