ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

チューリップ祭りのハウステンボス

良い天気が続いている。「こんな良い天気の日はハウステンボスを散歩するのも楽しいね。明日も天気が良ければ、ハウステンボスを散歩しよう」という連れ合いの提案で今日はハウステンボスにやってきた。ちょうど園内はチューリップ祭りが行われていた。

 

ウエルカムゲートの前はチュリップと一緒に、春を祝う復活祭のイースタエッグが飾られている。ハウステンボスでは、現在チューリップ祭りと同時にイースターを祝うイースターパレードなどが行われている。ウエルカムゲートの周りは軽快な音楽が流れている。そして目の前にはハウステンボスの象徴である風車が見えてきた。

 

ハウステンボスは運河の町である。ハウステンボスの園内全域にわたって運河が巡らされている。園内は広いので園内の移動は、就航しているクラシカルな運河船カナルクルーザーを利用したり、園内バスを利用したりして移動することが多い。しかし、今日は運動不足の解消のためできるだけ乗り物を利用しないで歩こうということで運河沿いに歩き始めた。春の陽射しを受けながら運河沿いを歩くのは気持ちが良い。

左:カナルクルーザー    右:ゴンドラ

運河沿いを散歩しているとカナルクルーザーを時々見る。またカナルクルーザーが来たと思っていたら、船の形が違う。ゴンドラである。イタリアのヴェネツィアで見られるゴンドラである。楽しそうにこちらを見て手を振っている。私はまだ乗ったことがないが、カナルクルーザーより小さいので、カナルクルーザーではいけない小さな運河にも行くらしい。予約が必要で次回の楽しみにする。

 

アトラクションタウンで三階建てのメリーゴーランドを見つける。これは昨年のクリスマスシーズンにライトアップされた姿が幻想的で絵本の中に迷いこんだような光景に包まれると話題になったメリーゴーランドである。確かに、最上階のメリーゴーランドに乗って光の王国を見下すと楽しい気分になれそうである。

 

アトラクションタウンからアムステルダムシティへ向かって行く途中、軽快な曲が聞こえてきた。何の音楽だろうと思いながら近づくとイースターパレードであった。パレードカーにはハウステンボスのマスコットキャラクターのチューリ、ルーク、ルーナが乗り込み、パレードはチームエキサイトのメンバーがダンスをしながら先導していた。待ちに待った春が来たという嬉しさを表現するかのようなダンスを披露していた。

 

 

パレードは山車が3両とトレイン号で行われていた。トレイン号にはお客さんも乗車できる仕組みだったようだ。パレードはいつも外からパレードを見学するだけだったが、パレードの中から見物人を見るのも面白いかなと思った。これも次回の楽しみにしたい。

 

キリストの復活をお祝いするイースターには卵がつきものである。イースターはキリストの復活(新しい誕生)であり、新しい生命が誕生する卵は復活の象徴とされ、復活したイエス・キリストを連想させるため、イースターでは卵がよく使われるようだ。イースター広場には大きなイースターエッグがたくさん飾られてあった。

 

隣の広場では、メイポールダンスが行われていた。チームエキサイトのメンバーがマスコットキャラクタのチューリたちと一緒にダンスしながらみんなでカラフルなリボンを編み上げていく。軽快な音楽に合わせて、軽やかにそして楽しく共同作業を進めていく。そして共同作業できれいなリボンを作っていく喜び、一緒に楽しい気持ちになれる

 

次に、連れ合いがハウステンボス歌劇団の公演を見たいと言うのでミューズホールへ行く。残念ながら、歌劇団の昼の公演は終わったばかりで、次は和太鼓のショーが始まる予定であった。和太鼓のショーは和太鼓を中心にドラム、三味線、笛などを融合した「天鼓響り止まず」というタイトルのエンターテインメントで見ることにした。見て、和太鼓やドラムの大迫力に圧倒された。腹の底に響く太鼓の音は人間の生命力を実感するものであった。また、打楽器と三味線、笛のコラボレーションは音楽の楽しみが実感できた。

 

アムステルダム広場の野外ステージではハウステンボス歌劇団のメンバーによる「春の歌にのせて」というタイトルのショーが行われていた。もちろん満席で、遅れてきたので座る椅子がない。

 

園内を散歩しながら楽しんでいたら、いつのまにか4時間経ってしまった。そろそろ帰る時刻である。ここから出国ゲートまで歩くのは大変なので帰りはカナルクルーザーを利用することにして船着場のあるタワーシティーへ行く。途中、迎賓館とドムトールンタワーの写真を記念に撮る。

 

 

カナルクルーザーに乗船して出国ゲートへ向かう。船尾のデッキに出てハウステンボスの景色を楽しむ。ホテルヨーロッパの佇まいはハウステンボスの景色に溶け込んでいて良いなと思う。運河にかかる橋はどの橋も趣があって楽しい。今日もハウステンボスを楽しんだ。今日のハウステンボスでの歩数は9265歩であった。1万歩には及ばなかったが、運動不足は解消できた。今日の反省点は、下調べなしで効率的に回れなかったことだ。次回はもっと効率的にと思うが、いや、あまり計画的過ぎるとリラックスできないからこのままでいいかと思う。