ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

野母半島一周サイクリング

緑点をスタートして矢印方向に進み緑点に戻る周回コース。距離38.09km、最低高度0m、最高高度250m、総上昇高度595m、消費カロリー1119kcal、天気晴れ、気温22度、湿度75%

自転車のヘルメット着用が義務化された。私は二輪車用ヘルメットを持っているので、自転車に乗る時はそれで代用するつもりでいたが、知り合いから二輪車用は暑くて自転車には使えないと言われて自転車用を購入した。自転車用ヘルメット購入記念に野母半島一周サイクリングに出かけた。

 

 

スタート地点は香焼町シンボルパークである。シンボルパークをスタートしてしばらく行くと海が見える直線道路に出る。平坦な道を快適に走る。

 

さらに進んでいくと今日最初の難所である上り坂に出る。この坂は押していくしかない。上り坂をゆっくり上っていくと沖合に軍艦島が小さく見えてきた。

 

第一の上り坂を上りきったらあとはしばらく下り坂が続く。今日は良い天気だが熱気はなく、走りだすと冷んやりした風を感じ気持ちが良い。下り坂を下ったら平坦な道が続く。この道は本通りではなく、車が一台通れる幅の裏道である。めったに車は通らないが、車が来ると自転車を止めて傍に寄り車を先に通す。二台の車と離合しながら蚊焼町に到着。防波堤にはペーロンの絵が掛けてある。この絵はタイルで作られている。

 

蚊焼町を過ぎて右手に海を見ながら走る。この道路は歩道であるが、歩行者が歩いている姿は1人も見ない。海が見える自転車専用道路みたいである。海の方を見ると軍艦島がはっきり見えてきた。

 

平坦な海岸線の道路を軽快に走る。今日は絶好のサイクリング日和である。天気が良くて、寒くなく、暑くなく爽やかな風を受けながら走るとそれだけで楽しくなる。本来自転車は車道を走らなければならないが、歩行者がいないのでずっと歩道を走ってきた。車に気を使うことなく走れるので楽である。道路に沿って紫陽花やハイビスカスなどが植えられているのを眺めながら走るのも楽しい。いつのまにか軍艦島はさらに大きく見えるようになった。

 

快適に走ってきて、長崎恐竜博物館の前を通る。今日は先を急ぐので恐竜君と遊べないが、挨拶なしで通過するのは忍びないので写真を一枚撮らせてもらう。そして、恐竜博物館を過ぎて為石13km地点の案内板まで来た。ここまでは平坦な道で軽快に飛ばしてきたが、これから本日の最大の難所である第二の上り坂に取り付く。

 

海岸線の海抜0m地点から標高250mを一気にこれから上っていく。私のママチャリではとても乗っていけないからひたすら押していく。ピークまでの距離は3.8kmである。平坦な道のりであれば15分もあればで行けるところであるが、最大の難所は5倍の75分かかってしまった。脈拍は上がり、身体は汗だらけになったが自転車用ヘルメットは通風がよく、おかげで頭はクールであった。

 

何度も休憩しながら上って行くと、大きな風力発電のタワーが見えてきた。風力発電があるというのはピークが近いのではないかと大きな期待が膨らむ。最後の力を振り絞るようにしながら上っていくと間違いなく、ここがピークで道は平坦に変わった。ピークが風力発電にふさわしい場所なのは当然である。

 

ピークの平坦な道をしばらく進むと、今度は下りになる。1kmほどいったところに野母崎自転車道入り口があり、そこで小休止をとる。休憩した後、一般道を通ってゴールを目指して再出発する。

 

後半は下りと平坦部分が多いコースである。だから軽快に進む。下っていくとすぐに川原大池に到達する。川原大池をすぎたら、目の前に寺岳が現れる。さまざまな景色を楽しみながら走り続ける。

 

一般道を走ってきて途中から自転車道に合流する。自転車道をしばらく進んでまた一般道に復帰して進む。

 

香焼シンボルパークを目指して快適に進んでいくと。道路脇に全日本サッカー森保監督の横断幕発見。森保監督はこの深堀町出身である。深堀町を過ぎるとゴールは近い。今日のサイクリングは好天に恵まれ気持ちよくできた。今日のサイクルで自転車用ヘルメットの効果も確認できた。サイクリングの楽しみも再確認できた。これからもサイクル続けたいと思った。