東京都知事選挙の最終結果は次の通りであった。
小池百合子氏、無所属・現、当選、291万8015票
石丸伸二氏、無所属・新、165万8363票
蓮舫氏、無所属・新、128万3262票
そして、7月9日の新聞には、3選を果たした小池百合子知事が8日昼に登庁し、多くの職員に拍手で迎えられ、花束を手に「東京が持続可能な成長を遂げるよう頑張っていきましょう」と呼びかけたと言う記事と写真が掲載されていた。
小池氏が3選された今回の東京都知事選挙は、蓮舫さんを応援していた私にとって大変残念な結果であった。
選挙前の予想では、2020年の都知事選挙で小池氏は360万票を集めて勝利したが、小池氏は2期8年の中でその正体が露見し、評判が落ちている。前回小池氏に投票した小池支持層の4分の1はもはや小池氏には投票しないという声が起きているということから、小池氏の得票は最高270万票悪ければ200万票くらいと言われていた。予想通り前回より得票を減らしたが、それでも予想以上の健闘に驚いた。2位の石丸氏との差は126万票であった。
小池さんに投票した人は、自民党の支持層の60%台半ば、日本維新の会の支持層の40%台半ば、公明党の支持層の80%余り、都民ファーストの会の支持層の90%余り、無党派層の30%余りから支持を得たという。これらの人に共通なのは統一協会と同じ勝共連合の反共産主義である。日本人の中に統一協会と同じ思想を持った人が多くいるというのは怖いと思う。
私は、200万票以上集めることができる対抗馬は蓮舫さんしかいないと思って蓮舫さんを支持したが、予想外に健闘したのは165万票の石丸氏で蓮舫さんを追い越して2位に躍進した。石丸さんに投票した人は、自民党の支持層の10%台後半、日本維新の会の支持層の20%台半ば、国民民主党の支持層のおよそ40%、無党派層の30%余りから支持を得たようだ。無党派層の30%の方が石丸氏を支持しているが、それは何かをやってくれるかもしれないという期待感で投票したのだろうと思う。しかし、石丸氏の支持者には自民党支持者と維新支持者が多いことからわかるように、石丸氏の基本姿勢は新自由主義である。石丸氏は自民党と同じく、自助、共助、公助を主張している。かつての小池氏も利権主義の自民党の横暴に立ち向かってくれるという期待感で多くの支持を得たが、実際は自民党と一体となって利権政治との推進者になっている。石丸氏はそういう意味では、元々弱いものの味方にはなってくれそうにない気がするがどうなんだろうと思う。
蓮舫さんは、立憲民主党の支持層の60%台後半、共産党の支持層の60%台後半、れいわ新選組の支持層のおよそ30%、無党派層のおよそ20%から支持を得たようだ。蓮舫さんが勝利するには無党派層から他候補の2倍から3倍の圧倒的な得票を得る必要があったが、これに失敗したことが一番の敗因であったと思う。また、年代別得票数から見ると、蓮舫さんは10代、20代、30代、40代など若い層から得票が少なかったということも敗因の一つにあげられていた。若い世代の多くの票は蓮舫さんに届かず、石丸氏にまわってしまったようだ。これは蓮舫さんの力不足というよりこれも既成政党への不信である。
今回の選挙ではっきりした事の一つは、400万とも500万とも言われる多くの無党派層と言われる人たちは野党といえども既成政党には何も期待していないということであった。無党派層は、与党野党問わず既成政党にすでにそっぽを向いているという事実である。この事実については、これからの政治を考える上でしっかりと見つめていかなければならない問題であると思った。私たちが政治を変えるには、どうしても無党派層を取り込む必要がある。
蓮舫さんは選挙結果を受けて、全て私の力不足と語っておられたが、決してそうは思わない。蓮舫さんの熱い魂を込めた演説を聞き、私は蓮舫さんを応援したいと思った。負けたことは事実であるが、必ず立ち直って、これからも日本の政治家として日本のために活躍してほしいと願う。
2024年都知事選挙は終わった。私は、東京都知事選挙から日本の政治を変えたいという思いで、反自民、反利権、反統一教会を目指して蓮舫さんを応援してきた。しかし、結果は最悪の結果を迎えてしまった。問題は何一つ解決されることなく今まで通り小池都政は物事を進めていくだろう。しかし、決して諦めない。これからも信頼にたる政治家と共により良き道を模索していきたいと思う。