ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

ハウステンボスの花火を見る

娘が子供を連れて久しぶりに帰省した。その孫たちが花火を見たいという。長崎市では花火は先週あったばかりでしばらくは行われる予定はない。調べたらハウステンボスでは「サマーナイト花火」を8月にやっているのでそれを見に連れて行くことにした。花火開始は夜8時30分のなので昼から出かけることにした。

 

ハウステンボスは広い。健脚な人は、徒歩やレンタルサイクルで動き回ることも可能だが、この炎天下徒歩で歩き続けるのは辛い。そういう人は、パーク内を走るパークバスやハウステンボスを取り巻く運河を運行するカナルクルーザーで移動する。花火ショーまで5時間あるので、孫くんたちは自分の興味のあるアトラアクションなどに挑戦してもらい、私はパーク内を散歩しながら過ごすことにした。

 

今日は夏休みで子供連れの来場者が多い。一人乗りレールコースターで森の中を滑走する「レールコースター疾風」や空中高く張り巡らされた吊り橋やロープネットを攻略するアスレチックアトラクション「天空の城」は1時間待ちで混雑していたようだ。孫君たちは比較的待ち時間の少ないアトラクションを色々と楽しんだようだ。私は混んでいる地区を避け、パーク内の石畳を歩き、疲れたら木陰で休んでハウステンボスの景色と雰囲気を楽しんだ。

 

途中、全員集合して夕食をとる。その後、「サマーナイト花火」開始まで残り1時間半となった。暗くなるとパーク内の至る所でイルミネーションが点灯されパーク内はより華やいだ雰囲気になった。たまたま通った、光のファンタジアシティーでは屋外の天球や建物を使ったプロジェクションマッピングとテンポの良い音楽がコラボして光の世界に誘っていた。光のファンタジアに酔いしれた人たちが華麗なダンスを始めた。それを見て、ダンスができる人はいいなと思った。

 

 20時30分「サマーナイト花火」が定刻通りに始まった。ショータイムは15分、約5000発の花火が夜空に打ち上げられる。そして、圧巻は最後の5分、立て続けに大輪の花が夜空に描かれる。大音量の音楽と共に、大輪の花が夜空に咲き、消えては咲き、消えては咲き繰り返される。軽快な音楽とドラムの音に乗せられて花火のショーが続く。あまりの圧巻に観客席から感激の悲鳴が上がる。そして、ラストを迎えた一瞬の静寂の後万雷の拍手でフィナーレとなった。

 

今日のハウステンボスでは、花火に次ぐメインのイベントを見逃してしまった。「スペクタクルランタンナイトショー」である。このイベントはヨーロッパの街並みと運河を舞台にランタンが視界を覆うほど舞い上がる優美なショーという説明があった。これを見逃してしまった。これは、11月までやっているようなので次回必ず見たいと思う。

 ハウステンボスは午前中に来て、夕方帰るというパターンでこれまで利用していた。夜遅くまで滞在すると疲れるので、夜のハウステンボスはあまり使っていなかった。孫に誘われて夜のハウステンボスを楽しんだが、夜のハウステンボスも幻想的で面白いというがわかった。これからは昼から来て、夜のハウステンボスまで十分楽しむパターンも利用したいと思った。