ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

小ヶ倉早朝散歩

青点をスタートして赤点までの周回コース。距離5.91km、最低高度3m、最高高度92m、総上昇高度85m、消費カロリー503kcal、天気晴れ、気温9度、湿度75%

いい天気なので早朝散歩をする。スタートは小ヶ倉団地の一角にある小さな花壇の前から始める。ここの花壇は、いま菊と日々草が満開である。どなたが手入れされているのか存じ上げないが、丹精して育てられたことに感謝である。

 

日の出時間はすでに過ぎているが、ここにはまだ陽は届かない。振り返ると造船所のドックには気持ちよさそうな陽がさしている。気温9度。風なし。今日もいい天気になるようだ。

 

女神大橋へ通じる有料道路を渡る橋に到着。この有料道路を東に進むと女神大橋を渡って長崎市西部方面へ行くことができる。東に進むと高速道路に接続して福岡へ至る。

 

さらに、進んでいくと魚見山トンネルに着く。魚見山トンネルは延長135mの短いトンネルである。トンネルを抜けると目の前に女神大橋の主塔が見えてくる。

 

女神大橋長崎市の南部と西部を結び交通網の改善を図るために2005年に完成した日本で6番目に長い斜張橋である。橋長1289m、桁下高(海面上)65m、主塔高170mあり、ほとんどの大型国際観光船が橋の下を通ることができる設計になっているようだ。

 

女神大橋の近くのバス停は魚見山という。その前には、山手の方に向けて「魚見山台場跡」という案内板が立てられている。女神大橋がかかる地点は長崎港の入り口で一番狭い場所である。長崎港は鎖国時代、唯一海外に開かれた港であったが、それは許可された船しか入港できない港であった。1808年10月、イギリス軍艦フェートン号はオランダの国旗を掲げ国籍を偽って入港するという事件が起こったことで、長崎港警備強化のため大砲を設置した台場が5箇所増強された。魚見山台場はその一つである。

 

女神大橋の近くにはモアイ像が鎮座している。ここにモアイ像が置かれて随分なるように思うが、入り口には鍵が掛けられて中に入ることはできない。入り口に「管理事務所完成までしばらくお待ちください」というメッセージが掛けられている。だから、どうしてここにモアイ像が置かれているのかわからない。

 

モアイ像を右手に見ながら、左手に魚見山を見ながら進んでいく。この道路は長崎南部に通じる主要道路の国道499号である。ひたすら南へ進んでいくと左手に郵便局が見えてきた。ここを左に折れると出発点はすぐである。

 

今日のゴール地点である小ヶ倉団地前バス停に到着。近くの庭木には残り少ない紅葉が青空に映えていた。残り少ない紅葉を見るのは淋しい気もするが、落葉も新しい息吹への過程と思えば今後に期待も持てる。今日の散歩で一句 冬ざるる立木の中に未来あり