
2025年1月、今年初めての「三ジジ放談」を拝見した。いつものように現在の話題を取り上げながら問題点をわかりやすく説明されていた。今回は、石破政権とそれを支える野党との関係や石丸新党について話が進められた。
以下、三ジジ放談の一部を記す。
「国民民主党の玉木代表が“103万円の壁”撤廃で人気を博している。これは国民の生活が苦しい状態に置かれていることを踏まえ、国民に寄り添った政治をする国民民主党の姿勢が評価されたと言われている。しかし、国民生活を圧迫している根本原因は、防衛費を2倍にしたことである。軍事費にばかり予算を使って、国民生活のための社会保障費を削減していくと国民生活は苦しくなるのは当たり前である。その自民党の防衛費倍増に反対しなかったのは国民民主党であり、防衛費倍増に協力したのは国民民主党である。国民民主党は、国民の生活を破壊する政治を進める自民党政治にほとんどを賛成してきて、国民に寄り添った政治をしているふりをするのはおかしい話である」と喝破されていた
また、石丸伸二氏が石丸新党を立ち上げたことについて次のように語っていた。
「石丸新党は党としての政策はなく、政策は各自自由である。規約は多選制限の2期8年の順守のみである。8年後は就職の斡旋はするということなので、政党というのではなく選挙互助会みたいなものである。石丸氏は新党立ち上げた理由を「政治屋」の一掃と言っていたが、石丸新党でますます「政治屋」が増えるだけではないかと思う。政策目標を持たない石丸新党に応募する人は政治に対する姿勢、識見、体験などほとんどなく、政治家だと金儲けできる。政治家になると高給を得ることができる。議員という政治家になると食いっぱぐれがない。安定した収入を得ることができるなど、お金儲けのためだけに政治家を目指す人が増えるような気がする」と語っていた。
「日本の政治家に言いたいことは次の一点です」と平野さんが次のように語っていた。
「日本人がどうやって安心して幸せに生きていくか、これが日本の政治家の持つべき使命です。これは日本の政治家の根本課題です。そのために何をすべきかを考え実行するのが政治家の役目です。一番にやるべきことは食料の確保とエネルギーの確保です。これはやろうと思えばできます。もし足りなければ世界から平和的に供給してもらえるような体制を築くことです。ところが、このことさえも現在の日本の政治は全部無視しています。無視する原因はアメリカとの関係のためです。日本の政治家は、日本人が安心して幸せに生きていくために、アメリカとの関係、アジア諸国との関係などをどうすべきかを冷静に考えて、国民の生活を守るために各政党が税制、財政、安全保障などについて国会で意見を述べあって、より良き道を探っていくことが議会制民主主義の基本ですが、そういった議論がほとんど国会で行われない。だから、国民は日本が直面する問題が何なのかさえもわからない。日本の中枢にいる権力者はアメリカとの関係をより強く維持することだけを考える。それしか考えないし、議論さえしない。驚くべきことだが、従来、防衛費は国民総生産の1%だったものが、安倍から岸田を経て簡単に2%へ倍増した。そして、さらに石破首相は3%に増額しようとしている。それでいて、石破首相は国民生活に沿った政治を進めると口では言いいながら、防衛費増額の予算を友党の協力で強行しようとしている。日本の国会の場で本当の問題が何も議論されないまま、数の論理で物事だけが決まっていく。日本の政治は現実を逃避して異次元の世界にいるような状況にある」と語っていた
「現在、世界を席巻しているのは新自由主義である。新自由主義は、戦争よってさらに利潤を拡大するという方針で世界を動かしている。そのような戦争経済遂行により、さらなる発展を目指すアメリカの軍産複合体に牽引されたアメリカの政治に、日本は自ら進んで巻き込まれに行っている。日本の自民党は日本でも軍産複合体が牽引する政治体制を築き上げようとしているようだ。日本のエスタブリッシュメントにいる人たちは、日本の政治、経済はアメリカに従属するのが当たり前という考え方に凝り固まっている。何故かわからないが、80年間経っても、何故、対米自立できないのかと思う。何故、80年経った今も占領されたような状態に置かれているのだろうか?これでは独立国とは言えないという気がする。アメリカ離れを考えなければならない」
「日本の政治家に求められていることは原発廃止、戦争反対、食料確保の三つです。この問題を解決することが、与野党関係なく日本の政治家が全力で取り組まなければならない課題です。これらの課題をいつも大きく掲げ、これらの課題については日本の政治家はいつでもどこでも明確なビジョンを持って語るべきです。この三つの課題を掲げようとしない政党は信用できない」と語っていた。
今回も納得できる話ばかりであった。特に、三つの課題である原発廃止、戦争反対、食料確保を掲げない政党は信用できないと言われていたが。確かにそうだと思う。信用できないし、詐欺集団と同じだと私は思う。日本の政党を詐欺集団と同じと言うのは、選挙で票を獲得するために、口では耳障りのいいことばかり言うが、選挙が終われば全く逆のことばかり実行するのは反社会的な詐欺集団と全く同じだと思う。三つの課題を大きく掲げている政党かどうか、掲げるだけでなく実際にどのような行動をしているかしっかりと見極めようと思う。