第51回衆議院選挙は即日開票され、自民党は公示前の198議席から大きく伸ばし、定数465のうち300議席を超えて圧勝した。日本維新の会と合わせて、与党で3分の2(310)に達した。
私はこの結果に衝撃を受けた。なぜ自民党が圧勝するのか理解できない。30年間日本の国力は衰退している。衰退の原因は自民党の政策の失敗であることは明白である。それに裏金問題、統一教会問題、高市総理の失言など、自民のマイナス要因は数多くあるにもかかわらず、自民が圧勝するという結果はどうしても理解できない。
ネット上に大手新聞社による「前回選の比例代表では他党に票を投じ、今回は自民を選んだ人たちに、各地の投票所前で聞いた」という記事を見つけた。
「多くの人が真っ先に挙げたのが、高市早苗首相への期待感であった。
前回まで立憲民主党に投票していた福岡市博多区の女性(73)は『こびない、ひるまない高市さんの姿勢に魅力を感じた。これまでの政権は中国に対して弱腰だった。今は年金暮らしだが、物価高で貯金を取り崩さないといけなくなり、働くことも考えている。生活は苦しい。でも、高市さんなら何かやってくれそうな気がする』
同じく立憲を支持していた東京都港区の主婦(54)は今回、『自民党は、選挙のために言うことが変わる政党ではない。高市首相の言っていることに一貫性があると思った』からだ。
札幌市北区の会社員男性(48)は、高市政権の外交戦略について『米国や韓国との良好な関係を築いてくれた。他の国との関係も良くして、さらにインバウンドを増やしてほしい』と期待する。
前回選では、躍進した国民民主党に期待した東京都千代田区の会社員男性(40代)は、今回は『高市さんは真面目に取り組んでいて、経済政策や外国人政策で期待できる』と感じ、自民支持に回帰したという。
名古屋市中区の会社員女性(23)も前回は国民民主を選んだが、『女性初の首相となった高市首相は、女性で頑張っている姿がすてきと引きつけられた。首相のSNSをフォローし、政治にも関心を持つように。特に期待するのは外国人政策だという。厳格化を強調する政党は他にもあるが、自民の方がスピード感を持って政策を進めてくれそう』という期待を持った
大阪市北区の会社員男性(43)は前回、日本維新の会に投じた票を、今回は自民に託した。『高市首相が外交や防衛に素早く取り組んでいるように見え、続投してほしい』という」
またネットで次のような投稿も見た。
「今回の選挙は国民が本気で考え投票した結果だと思う、今までの選挙は誰に投票しても一緒、何処の党でも変わらない見たいな中、減税や給付の言葉に国民が乗ってしまった投票、ただ今回は自民党と言うより高市総理に日本を立て直してもらいたいと思う国民が多かったと思う、高市さんを批判する人も居ると思う、でも何か期待できそうな気がする。私は信じて見たい」
「左派政党の今回の選挙の大きな争点は高市政権では戦争になるという主張であった。でも若い世代の人達はある程度、安全保障の基礎知識が身についてる人が多く日本が能動的に戦争する事はあり得ないと知っている。台湾有事はあくまで中国の侵略意思によるもので、高市の答弁は日米同盟の適用範囲を示唆したもの。残念ながらこれを争点にした時点で左派政党の負けは確定していた」
など、高市総理に期待するという声が多く聞かれた。
中道の斉藤鉄夫共同代表が選挙中に、日本中学生新聞の川中だいじ君のインタビューに答えて言った次の言葉を私は忘れられない。
斉藤鉄夫「今の中学生の皆さんたちが大人になったときに、戦争に行くことのないそういう国にしたい。日本の平和を守らなければならない。戦争に巻き込まれない国にしなくてはいけない。私は若者政策で最も大切なのは、日本の平和を守ることだと思います。戦争になったときに、私たち高齢者は、多分戦争に行かないでしょう。戦争に行くのは若者です。今、勇ましいことを言って、対立を煽って人気をあげて、そういう政治が行き着くところは戦争です。そういう日本にはしたくない。だからこそ中道を立ち上げた。こういう思いを中学生の方にも伝えていただきたいと思います」
高市総理が戦争なんかするはずがないと思っている方が多いようだが、私はそう思わない。危険だと思っている。高市総理が圧勝したが、私は危機感を持って、政治をこれまで以上ウオッチしていきたいと思う。