ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

路上のラジオを聴く

 西谷文和さんの路上のラジオを聴いた。今日はゲストに内田樹さんを迎え、「今こそ憲法9条。イラン戦争を止める手段」というテーマで対談が行われた。

 話を進める中で、高市早苗首相の3月18日からの訪米時の振舞いが話題になった。その振舞いとは、新聞紙上で次のように書かれていたことである。
「抱きつき、迎合し、踊る。訪米した時の高市早苗首相の動きが、SNSで世界に拡散した。対米追従どころか、トランプ米大統領という個人に追従するのが日本外交の基軸なのか。残念ながら、そう見られても仕方なかった。トランプ氏と握手した瞬間、飛び込むようにハグ(抱擁)。首脳会談では、イラン攻撃を始めた張本人に面と向かって『世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ』と歯の浮くようなセリフ。夕食会の後には、高市氏が両手をあげて踊る姿の写真がホワイトハウスの公式サイトに掲載された。日本のトップとは思えぬ振る舞いに、思わず『フェイク画像か』と目を疑うばかりの写真がホワイトハウスの公式サイトに掲載されたのは驚きであった。
 トランプ氏が昨秋に来日した際も、原子力空母の艦上でトランプ氏と米兵を前に跳びはねていた。これを『行きすぎた迎合』と見るか、『現実的な判断』と見るか、賛否は分かれている。
 それでも今回の訪米の評価がおおむね高かったのは、懸念された『ホルムズ海峡に自衛隊の艦船を出せ』という理不尽な要求を、当面は回避できたためだろう。露骨な『抱きつき』が功を奏したかはともかく、高市氏が無理をして『がんばっている』と受け止めた人も多かったのかもしれない」と書かれていたことである。

 この振舞いについて、お二人は、高市首相は自民党という男尊村社会で女として頭角を表していくには、いつも上の者には媚び、下の者を見下すという姿勢でのし上がってきた人である。その結果が首相まで上り詰めた、いわば高市首相にとっては成功体験でしかない。だから、他人から見ると卑しい振舞いであるが、高市首相はこれしかできない人である。高市首相がこうすることは別に驚きではない。

 しかし、今、世界を大混乱に落としている暴君はアメリカのトランプとイスラエルのネタニヤフであると言われているが、彼らを世界で唯一支持しているのが日本の高市首相と見られるようになったのは、日本にとって大きなマイナスであると語っていた。

 今回の日米首脳会談を前に、トランプ大統領は日本などを名指しし、ホルムズ海峡への艦船の派遣を要求するコメントを出していた。しかし、3月20日(日本時間)に行われた日米首脳会談では、報道陣の前で自衛隊の派遣にトランプ大統領は言及しなかった。このことは高市首相が「日本の法律の範囲内でできることとできないことがある旨を伝え詳細に説明した」ことが理解されたと報道されていた。
 このことについて、この“できないこと”の根拠となるのが「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」を記した憲法9条である。これまで憲法改正を強く訴えてきた高市さん自身が、今回の首脳会談で、憲法9条に救われた。憲法の制約があるからこそ、自衛隊員の命を守れたし、戦火の拡大も防げた。高市首相もこれで憲法9条の価値がよくわかっただろうという意見がある。

 この意見について、お二人は次のように語っていた。高市首相はトランプ大統領に「私はすぐにでも自衛隊艦船をホルムズ海峡に派遣したい。しかし、あの憲法9条があるからいまは派遣できない。憲法9条を変えますから、それまで待ってください」そのようなことを言ったのでしょう。なぜなら、トランプ大統領は会談の翌日「日本には憲法上の制約があるが、必要とあれば支援してくれるだろう」と述べた。
 本当に自衛隊派遣に反対であれば、法律云々の話は必要ない。世界の各国が主張しているように、国際法違反の疑いのある戦いに、我が国の自衛隊派遣はできないと単刀直入に言うべきである。高市首相は今後、強力に憲法改正に取り組むと思う。私たちはこれを阻止するために高市首相を退陣に追い込む必要があるという話であった。
 私も全く同感である。全世界で、反トランプ、反ネタニヤフのデモが起こっている。日本で反高市のデモがあったら老骨に鞭打って参加したいと思う。