今夜は私が夕食を作ることになった。何でもいいから作ってと言う話であった。
正直、夕食を作るのはいいけど、この何でもいいから作ってというのは困る。献立を考えるのが面倒である。むしろ、献立を決めてくれたら、献立を考える手間が省かれて楽だと思うことがある。
しかし、よく考えてみると、そのような一般主婦並みの不平を言うのは私にとって時期尚早だと反省する。私が作れる料理のレパートリーは少ないし、いろんな要望を言われてもほとんど作れないだろうし、要望を言われるとむしろ困ると反省する。頼む方も、私が作れるのはチャンポンと焼きそばとカレーだけしか作れないと知っているから、(その中から)何でもいいから作ってと言っているのだと思うと料理のレパートリーをもっと広げないといけないなあと思う。
そこで、いろいろと考えた結果、今夜のメインディッシュはハンバーグということにした。
これだと今夜はチャンポンか焼きそばかカレーのどれかに違いないと思っている奥さんの鼻を明かすことができそうだし、料理のレパートリーが三つしかない私にとってレパートリーを広げることは急務だし、積極的にやるしかないと考え、うまくできるかわからないけど、とにかく挑戦してみることにした。
ハンバーグの作り方をネット動画で見て、必要な材料を控えて買い物に行った。ところが、スーパーで買い物中に、便利なものを発見してしまった。これを使うと簡単に美味しくできる、絶対失敗しない便利なものを使ってハンバーグの夕食作りに挑戦することにした。
便利なものというのは、スーパーのお肉コーナーで発見したハンバーグである。これはレンジででチンしただけでおいしいハンバーグが簡単にできるという優れものである。しかも美味しいソース付きである。ひき肉から作る手間を考えたらこれは素晴らしいと思い飛びついた。
ハンバーグにはフライポテト、ニンジン、、ブロッコリー、レタスを添えた。他には黒酢風味和えのニンジン小皿とウインナー入りの玉ねぎ丸ごとスープを作った。
奥さんからは大変美味しいという評価を受け安心した。「美味しくない!まずい!」と言われてちゃぶ台返しされたらどうしようと内心、心配していた。*1
ハンバーグもレパートリーに入れていいと奥さんに尋ねたら合格ということだった。
これでレパートリーは四つになったが、どれも食品会社の材料を使ってのものだからこれでいいのかな?と疑問を持つ。チャンポンのスープは長崎の食品会社のスープを使うし、焼きそばは大手食品会社のソースの素を使うし、カレーは大手カレーメーカーのルーを使うし、1番肝心なところ、難しいところはインスタントでまかなっているような料理でいいのだろうかと思ったりもする。しかし、食品会社が懸命に開発した便利なものは便利に使わせてもらおうと思う。
今日のハンバーグは素材も良かったけど添付のソースがまた良かった。今度、これはソースも自作と言って友達にご馳走しよう。
*1:^o^