ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年を振り返る

2022年もいよいよ暮れようとしている。2022年を振り返ると、個人的には何も問題ない、まさに“日々平凡、日々平穏”の一年であった。しかし、心の中は不安と憂鬱な感情がますます大きくなった一年であった。不安と憂鬱の原因は他でもない日本の政治である。 昨…

孫と行くJR九州プチ旅行

お正月を前に孫が来崎した。幼稚園児の孫の趣味は電車である。今回の長崎訪問では、「新幹線かもめ」と「ふたつ星4047」に乗りたいので連れて行ってと孫が言ってきたので、喜んでその電車の旅に付き合うことにした。コースは長崎から武雄温泉までは点線の西…

「統一教会と改憲・自民党」を読む

佐高信さんの著書である「統一教会と改憲・自民党」を読んだ。統一教会問題は真っすぐに、“改憲”ならぬ“壊憲”とつながっている。改憲論者は例外なくと言っていいほど統一教会と関わりがあり、家父長制を求める統一教会と自民党の改憲案は重なっていると書か…

Duolingの一年を振り返る

携帯の語学アプリDuolingoから2022年レビューが送られてきた。昨年も同じ頃に2021年レビューを受け取ったことを思い出した。DuolingoはI年間を12月1日から11月30日までの区切りで管理しているようだ。光陰矢のごとしである。 私は、ボケ防止を兼ねて語学の勉…

防衛費増額と専守防衛の変更

防衛力強化のための増税について、各報道機関がアンケート調査を実施しているが、共同通信社の調査では増税を指示しないが64.9%、支持する30.0%、増税についての首相の説明については、不十分だという回答は87.1%、十分だは7.2%であったと書かれていた。また…

「日本の面影」を読む その2

日本滞在一日目のことをラフカディオ・ハーンは次のように記している。「日本の通りを駆け抜ける初めての人力車の旅はとても愉快な、驚きに満ちた体験だった。まるで何もかも、小さな妖精の国のようだ。人も物もみんな小さく、風変わりで神秘的である。青い…

「日本の面影」を読む

著者であるラフカディオ・ハーンは、1850年にギリシャで生まれ、1890年(明治23年)通信記者として来日した。その後、英語教師として松江に赴任し、翌年小泉節子と結婚した。1896年(明治29年)日本に帰化して小泉八雲と改名し、大学で、英語、英文学を講じる一…

長崎四国八十八ヶ所霊場巡り その5

青点をスタートして矢印方向に進み赤点までのコース。距離8.35km、最低高度17m、最高高度151m、総上昇高度210m、消費カロリー1,193kcal 、晴れ時々曇り、気温14度、湿度70% 長崎駅前周辺の様子 日曜日午前8時、長崎駅東口バス停に全員が集合。ここから西山木…

保育園虐待を考える

12月10日の長崎新聞の「水や空」に下記の文章が掲載された。 明治の初めに来日した米国の動物学者モースは、日本人の特色を著書「日本その日その日」に書き残している。衛生に気を配り、感染症が少ないこと。生来、道徳や品性を備えていること・・・。来日し…

論説「誤った道を歩んでいないか」を読んだ

長崎新聞に、論説「誤った道を歩んでいないか」が掲載された。 「12月8日は太平洋戦争が始まった日である。1941年12月8日、旧日本軍が米ハワイの真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争が始まった。今日で81年目となる。戦争に負け、1945年8月15日の終戦までに日本…

「反撃能力」保有、与党が正式合意のニュースを見て

「自民、公明両党は12月2日、国会内で防衛力強化に関し、実務者によるワーキングチーム(座長・小野寺五典元防衛相)の会合を開き、敵のミサイル基地などを攻撃する「反撃能力」(敵基地攻撃能力)の保有を認めることで合意した。これを受け、政府は年末ま…

平和公園 散歩

秋晴れの1日、紅葉を求めて平和公園近辺を散歩した。平和公園は、昭和24年に施行された長崎国際文化都市建設法に基づき、原爆の悲惨さを訴えるとともに世界平和と文化交流のための記念施設として昭和26年から整備されてきた面積約18.5ヘクタールの総合公園で…

電気料金の値上げと原発再稼働について

「ロシアのウクライナ侵攻や円安に伴う燃料価格の高騰が要因。東北、北陸、中国、四国の4電力も値上げ申請の方針で、値上げは計6社に及ぶ見通し。燃料高や円安進行でコストが膨らむ一方、価格転嫁ができず収益が悪化し、出そろった電力10社の2022年9月中間連…

長崎四国八十八ヶ所霊場巡り その4

青点から赤点までのコース。距離11.38km、最低高度16m、最高高度161m、総上昇高度208m、消費カロリー1502kcal、天気晴れ、気温18度、湿度60% 今日の集合場所は長崎市役所新庁舎がそびえ立つ市民会館前電停である。定刻にいつものメンバー5人が集合して、リー…

「コロナ日本黒書」を読む

この本は、ジャーナリストの佐藤章氏が医療ガバナンス研究所理事長である上昌広氏に行ったインタビューの記録である。2020年1月15日に日本国内で初めて新型コロナ感染者が確認されて以来、日本では何度も緊急事態宣言が発せられてきたが、宣言の効果は乏しく…

長崎四国八十八ヶ所霊場巡り その3後編

青点をスタートして赤点までのコース。距離7.1km、最低高度7m、最高高度280m、総上昇高度163m、消費カロリー906kcal、天気晴れ、気温18度、湿度65% 前回の長崎四国八十八ヶ所霊場巡りでは、私はどうしても外せない用事ができ、途中で抜けて残り5つの札所巡り…

「彼女は頭が悪いから」を読む

読むのが辛い本を読んでしまった。「彼女は頭が悪いから」は小説である。しかし、この小説は実際に起きたある事件を下描きに書かれたものである。下描きになったのは次の事件である。「2016年5月10日の夜、女性2人と男性5名の大学サークルの飲み会が池袋で行…

久しぶりの上京 その3

今回の2泊3日の旅行もいよいよ最終日となった。最終日は19時15分発の羽田発長崎行きの便で帰る。そのため、羽田に18時に到着予定で丸一日フリーである。上京したら行きたい場所があった。品川の船の科学館である。そこには南極観測船「宗谷」が係留保存され…

久しぶりの上京 その2

上京二日目、今日は三島へ友を訪ねる。三島の友は大学時代のクラブのリーダーである。今回の同期会は病気のため不参加ということでお見舞いに行くことにした。静岡は首都圏から離れているという感じを持っていたが、新横浜から三島までは新幹線で30分で行け…

久しぶりの上京 その1

羽田空港にて 久しぶりに上京した。上京した理由は、孫に会うためと友人の病気見舞いと大学時代の同期会への参加である。また、時間が取れる限りついでに近辺の観光もしたいと思って上京した。新型コロナウイルス感染症が発生したのが2019年12月、その後、一…

杉田水脈氏の発言について

自民党の杉田水脈議員の「回答は差し控えさせていただく」という言動に批判が殺到している。杉田氏は先月26日の衆院倫理選挙特別委員会で、過去に「統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない」とツイートしていた件について聞かれ「個…

前川喜平さんをNHK会長に

「公共放送NHKは視聴者の受信料で支えられています。しかしNHK会長は総理大臣が任命したNHK経営委員会が決めます。第一次安倍政権時の2008年1月以来、NHK会長には5期連続で安倍氏を支持する財界出身者が選ばれて来ました。そうした会長のもとでNHKは「アベ…

長崎四国八十八ヶ所霊場巡り その3

青点をスタートして赤点までのコース。距離6.83km、最低高度9m、最高高度308m、総上昇高度368m、消費カロリー1,179kcal、天気晴れ、気温18度、湿度70% 今日の集合場所は眼鏡橋の袂である。眼鏡橋は1634年(寛永11年)に架けられた日本で1番古い石橋である。当…

現役引退か現役続行か

私は現在72歳である。12月の誕生日を迎えると73歳になる。私は、60歳で定年を迎え、その後65歳まで自動延長する形で仕事を続けて来た。65歳以降も、働く意志があれば勤務の継続を認めますと言われ、70歳まで勤務を続けて来た。70歳以降は契約が一年となり、…

「地動説 謎を追い続け近代科学を生んだ人々の物語」を見た

NHK BSTVより 新進気鋭の24歳の漫画家、魚豊(うおと)さんが「チ。地球の運動について」という漫画で2022年4月手塚治虫文化賞、マンガ大賞受賞を受賞した。この漫画が描いているのは15世紀のヨーロッパで地動説を信じ世に知らしめようとする人たちの生き様で…

日本丸と海王丸を見送る

青点の小ガ倉町から赤点の水辺の森公園までのコース。距離6.26km、最低高度1m、最高高度31m、総上昇高度19m、消費カロリー600kcal、天気晴れ、温度19度、湿度48% 青空が広がる秋晴れの一日、ウオーキングをしようと思った。どこをウオーキングしようかと思案…

野田元総理の追悼演説について

平野貞夫さん、佐高信さん、早野透さんの御三方が鋭く現在の政治に切り込む「3ジジ放談」を見た。その番組の冒頭、平野さんが今回の追悼演説について話をしますと言って、野田元総理の追悼演説について次のように述べていた。 「私は、衆議員議院事務局に33…

「日本が売られる」を読む その3

堤 未果さんの「日本が売られる」を読み直している。この本は、堤さんが2018年10月に上梓したものである。この本は、国際ビジネスにおける日本の危機の警告書である。私は、2020年10月に初めてこの本を読みショックを受けて、ブログに感想を書いた。そしてさ…

長崎四国八十八ヶ所霊場巡り その2

青点をスタートして赤点までのコース。距離11.67km、最低高度3m、最高高度68m、総上昇高度265m、消費カロリー1379kcal、天気晴れ、温度21度、湿度69% 左:思案橋 右:丸山公園 秋晴れの1日、長崎四国八十八ヶ所霊場巡りの2回目を行った。今日の集合場所は思案…

「井上ひさしの日本語相談」を読む 

井上ひさしさんは私が好きな作家である。昔、井上ひさしさんが「ひょっこりひょうたん島」の作詞をしたことを知ってそれ以来好きになった。放送作家である井上さんが「ひょっこりひょうたん島」の中で発する言葉の豊かさに驚いたことを覚えている。「日本語…