ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

陽光に誘われて伊王島散歩

青点をスタートして矢印方向に進み青点に戻る循環コース。距離6.42km、最低高度3m、最高高度38m、総上昇高度46m、消費カロリー480kcal,天気晴れ、気温14度、湿度82%

朝、窓を開けると久しぶりに太陽が顔を出している。雨や曇りの日が続いていたが、今日は一日中いい天気が続くようだ。天気予報を見ると明日からまた天気が悪くなるようだ。今日は絶好の散歩日和である。今日を散歩の日にすることを決めて、定番コースの伊王島へ行く。

 

伊王島大橋の袂にある道路公園に車を止めて歩き始める。そして、今日の散歩には、クラッシック名曲集を聴きながら歩く。スタートしてすぐに、伊王島大橋の散歩が始まる。伊王島大橋散歩はいつ来ても気持ちが良い。携帯からはパッヘルベルのカノンが流れている。いい音楽を聴きながら、気持ち良い日差しを浴びながら、伊王島大橋を歩く。結婚式などでよく演奏されるカノンには「永遠」と「調和」の意味が含まれていると聞いたことがあるが、カノンを聴きながら歩くのは気持ちが良い。

 

伊王島大橋を渡り切って、道路に沿って180度回り込んで橋の下を通っていく。下から見た伊王島大橋のうねるようなフォルムも面白い。伊王島大橋は橋長876m、海面高25mで2011年3月に開通した、まだまだ新しい橋である。橋ができたお陰で素晴らしい散歩を楽しめることができ感謝である。

 

海岸線に沿って歩いていく。日差しを受けながら少し早足で歩いていくとうっすらと額に汗が滲んでくる。海から吹く穏やかな風を受けると暑さが和らぐ。携帯からはリストのラ・カンパネラが流れてきた。

 

海岸線に沿って作られた道路はここからはトンネルになる。この「乗越トンネル」は2001年にできた長さ286mのトンネルである。トンネルの入口と出口に伊王島の代表的名所というべき伊王島灯台伊王島教会(馬込教会)のレリーフが飾られている。

 

トンネルを抜けてしばらく行くと、伊王島港に出る。伊王島港の一角にミナト・カフェがある。そのカフェで休憩をとる。今日はミナト・カフェに立ち寄ってコーヒーを楽しむことにした。

 

ここのカフェはセルフサービスである。コーヒ豆はエチオピアモカブレンド、ブラジルアラビカブレンド、ダークローストの3種類である。自分の好きな豆を計量カップ一杯分取り、手動式コーヒーミルでゴリゴリという音をたてながら豆を挽き、ウオーターサーバーから水をポットに入れて沸かし、フィルターで濾して飲むという一連の作業を自分でやらないと、ここではコーヒーが飲めない。美味しいコーヒーを飲むために細心の注意を払いながらコーヒーを淹れる。自分で淹れたコーヒーは美味しいに決まっている。たとえ拙くともまずいとは言えない。

 

ミナト・カフェでコーヒーを楽しんだ後は出発点へまっすぐ戻っていく。途中ミナトホテルと伊王島教会の前を通って行く。伊王島はリゾートホテルが立ち並ぶ観光地でもある。

 

伊王島教会を過ぎてしばらく行くと伊王島大橋である。伊王島大橋を来たときと逆に香焼方面に歩いて行く。緩やかな上りをゆっくり歩いていく。携帯からはヘンデルハレルヤコーラスが聞こえてきた。今日もいい音楽を聴きながら美しい景色を見ながら楽しい散歩をすることができた。今年は後期高齢者の仲間入りをする年である。元気にこうして自分の足で歩いて、自分の目や耳で感じることができて感謝しかない。元気に散歩できることは本当に有難いことだと改めて思う。