ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

自己紹介

私は今年70歳になります。ここまで生きてきていよいよ残り少ない人生を如何に生きるべきかを考えるようになりました。

 

若い時は70歳の自分を想像することさえできませんでした。わたしは10才の時海で溺れ、死ぬ一歩手前まで行ったことがあります。その時の恐怖は60年経った今も脳裏に鮮明に残っています。その時は兄に助けてもらって生きながらえることができました。私を助けた兄は元気者でしたが50才を前に亡くなりました。人間の生死は誠に不可解というしかありません。おまけの人生を60年も生きてなおかつ今も元気です。でもこれからのおまけの人生は認知症という大敵と対峙しながら生きなければならないと思います。おまけの人生を心豊かに過ごしたい。周りの誰にも迷惑かけないで精神的にも肉体的にも自立して生きたい。死ぬ直前まで健康に生きたい。精神的に肉体的に健康を保持したいというその思いを達成する一つの手段としてこのブログを開設することにしました。ブログに投稿するには歩き回ってニュースを探すだろう。また文章作成は自己を見つめることにつながるだろう。いつまでできるかわかりませんが挑戦者の気持ちでブログを立ち上げました。皆さんよろしく。

 

 

「お若いですね。」と言われることが嬉しく感じるようになってきた。このような言い方で嬉しく感じるようになってきたのはつい最近である。私が間違いなく歳をとっている証である。70才近くになって初めて感じる感覚である。

 温泉センターに行く。料金は一般五百円、65才以上の高齢者三百円である。千円札を出すと係員がお釣りを五百円返してくれる。この人は私を65才以下と思っているんだ。若くみられているんだ。と思うとつい嬉しくなり、このまま騙しておこうと一瞬思う。しかし、思いきって「私は65才以上の高齢者なんです。」と伝えると「お若いですね!」と言ってお釣りを返してくれる。これもまた良い。つい笑顔がこぼれる。

翌週、温泉センターに行き千円札を出す。お釣りは五百円。つい嬉しくなりこのまま騙しておこうと思う。