ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

2019年 私の10大ニュース

2019年は私にとってどういう年であったかを「私の10大ニュース」を整理しながら振り返ってみることにする。

 

1 次女の結婚式

なんと言っても次女の結婚式が2019年の最大のイベントであった。私と娘との間に感情の行き違いとか不和があるわけではないが、私は世代間の隔たりを感じることが時々あった。だから、娘がどのようなお婿さんを連れてくるのか正直見通せないところがあったが、父親にとってこれ以上ないくらいの満点のお婿さんを連れてきたのでびっくりした。世代間にさまざまな違いはあっても、人間を見る目は世代間に大きな違いはないようだ。結婚おめでとう。これから二人で幸せな家庭を築いてもらいたい。

 

2 母の認知症発症

私の養母である母が認知症初期と診断された。母は今年90歳になるが、これまでは少し物忘れなどはあったが、生活に支障をきたすことは何もなかった。なんでも一人でできていた。しかし、最近は日時の感覚が薄れて、約束の用事ができなくなった。予約していたデイサービスを忘れる、時間を勘違いするなど自分で日時の管理ができなくなった。これに関連して薬の服用が正確にできなくなった。病院の先生からこれからは周りでサポートして下さいと言われた。現在は認知症初期の段階なので、薬の服用を続けていくと、認知症の進行を抑えることができるということであった。このままの初期の状態で寿命を全うしてもらいたい思う。薬嫌いな母であるが、まじめに薬を飲んでもらうしかない。

 

3 介護離職

母は現在一人で実家に住んでいいる。私は実家近くに住んでいるが、母の認知症発症に伴い夜は実家に泊まることにした。また朝からは今日の予定などを確認させ、薬飲ませる。そのような介護の仕事ができたため、仕事を辞めざるを得なくなった。私は年間5ヶ月程、五島列島福江島で仕事をしていた。この5ヶ月間は長期出張をしてきた。母の介護を考えると長期出張は無理だと思い、退職することを決めた。五島の職場はアットホームな感覚の働きやすい職場であった。皆さん親切に優しくしてくれた。五島で仕事ができるなら、身体がいよいよダメになるまで仕事をしたいと思っていたので、途中で辞めるのは残念である。感謝しながら職場を去る。

 

4 姉、癌再発 

私は兄弟4人である。兄と姉と弟がいる。しかし、兄と弟はすでに黄泉の国に旅立っていった。姉と会うといつも、兄弟が逝くと淋しい。同じ話題で話せる人が居なくなるのは淋しい。これ以上淋しい思いにさせんでね。とお互い言い合っている。その姉は6月に肺がんが4箇所初期の段階で見つかり外科手術を受けた。手術は成功で癌の治療は早期発見すれば昔ほど怖くないと言って安堵していた。ところが6ヶ月検診で肺にまた癌が発見された。今度は広範囲に広がっているため、手術はできない、治療としては抗がん剤治療を行うということであった。2020年1月から治療が始まる。一心に、抗がん剤治療がうまくいくことを祈るだけである。

 

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海きらら水族館

5 九十九島パールシーリゾート

現在、私には二人の孫がいる。5歳の女の子と3歳の男の子である。2019年の一番楽しい思い出はゴールデンウィークに二人の孫達ファミリーと行った九十九島パールシーリゾートである。1日目は

海きららの水族館で遊び、二日目は森きららの動植物園を楽しんだ。

 

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長崎駅に停車中のツバメ号


6 還暦古希祝いJR九州観光列車の旅

今年、私は古希を迎えた。そして妻は還暦である。子供たちが私達の還暦古希のお祝いに旅行をプレゼントしてくれた。旅行は列車よりドアツドアの車が便利だと考え、列車の旅はしたことがなかった。それでも、いつの頃か列車の旅もいいな、列車の旅をしたいなと考えるようになってきた。その思いがJR九州観光列車の旅として実現した。列車の旅は楽である。そして二人の会話が多くなるのも良い。また、妻と列車の旅に出たい。

 

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鎌倉大仏

7 同期会関東編(鎌倉、箱根の旅)

大学の同期会の旅行は毎年一回行われる。同期会のメンバーは9人だが、一人は長期入院療養中で参加者は実質8人である。メンバーが交代で幹事となり、幹事になった者が旅行の計画書を作り、皆んなに提案して了承を受けて実行となる。全国各地にメンバーが散らばっているので、全国各地を、気心の知れた者同士で旅行するのは愉快に尽きる。

今年は関東地区のメンバーが幹事を務め、鎌倉と箱根の旅であった。私たちが箱根を楽しんだ後、箱根を集中豪雨が襲い大きな被害が出た。1日も早い復興をお祈りするばかりである。

 

 

 

8 弟泰順三回忌

弟泰順の三回忌を執り行うことができた。泰順は日蓮宗の僧侶であった。僧侶は死後もまた僧侶としてこの世に生まれてくるのだそうだ。そのような話を聞くと弟は生まれ変わって、また元気に活躍しているような感じがする。三回忌まではお寺の納骨堂に安置されていた遺骨を、三回忌を機に実家の墓に納骨する。

 

 

 

9 自動ブレーキ装着車購入

古希になり、高齢者による交通事故を心配しなければならない年齢になった。いつ老化による誤操作をするかも知れない。そのようなときでも、車が自動的に事故を防いでくれる車があるという。政府は高齢者の免許取得については自動ブレーキを装着した安全推進車のみを許可する限定免許を検討しているそうだ。2019年、私は自動ブレーキが標準装備された車を購入した。いつまでも無事故でドライブを楽しみたい。

 

 

⒑ 古希、仕事再挑戦

2019年、私は古希を迎えた。私が古希だなんて、若い頃は想像したこともなかった。私が社会参加していることを実感するのは仕事をしているときである。無趣味無芸の身では仕事以外で社会参加している実感を感じる機会はほとんどない。古希になり寂しく思うことは、仕事を辞めていよいよ社会参加の機会を失うことである。それもしかたないかと諦めかけていたとき、仕事をしないかと声をかけていただいた。仕事をしたいと思っても、今までやってきた仕事以外はとてもできない。40年もやってきた仕事だからやってみようと思うけどそれ以外はやる気はない。声をかけていただいた仕事は慣れた仕事である。この仕事であれば社会に何かしらお役に立てるという気持ちになる。古希、社会参加の機会を再度与えられた。仕事への再挑戦が始まる。