ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

師走の小旅行

都会に住む長女夫婦が車を手放すので良かったら使ってという申し出があった。長女夫婦の車は最新の車で、安全装備が充実しているということであった。

 

高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いによる暴走事故が大きな社会問題になっている。娘夫婦の車にはそのような暴走事故を防止するブレーキシステムが装備されているということであった。

 

私も高齢者である。車の運転について他人様を傷つけることがないようにしなければと真剣に考えなければならない年代になってきた。今のところ、運転に不安を感じたり、認知関係の異常も指摘されてはいない。ただ、私が現在使用している車は10年以上前の自動車で安全面ではずいぶんと遅れている。安全装備が充実した車に買い替えなければいけないと思っていたので、喜んで提案を受け入れることにした。

 

 

長女夫婦が東京(有明)発新門司港行きのフェリーに車を載せて送り届けてくれることになり、12月22日、その車の引き取りに新門司港に行くことになった。妻と一緒に行く新門司港への「師走の小旅行」を楽しみにしていたが、妻がどうしても外せない用事ができて一人旅をすることになった。

 

福岡には次女夫婦が住んでいる。この機会に、しばらく会っていない次女夫婦に会いに行くことにした。次女夫婦に連絡したら、一緒に昼食しようということになり駅に迎えにきてくれることになった。

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白いかもめ

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ハウステンボス

朝、8時28分の長崎発博多行き特急かもめ8号で行く。このかもめは正真正銘の白いカモメである。でもトレインマークがツバメであるのが気になる。トレインマークはカモメにしてもらいたいといつも思う。長崎駅の4番線に待機しているカモメに乗り込もうとしていたら。三番線にハウステンボス号が入ってきた。今年はハウステンボスは2回しか行けなかった。来年こそは最低4回行こうと思う。

 

カモメ8号は定刻に博多駅2番線に到着。1番線で発車待ちしている快速門司港行きに乗り換える。快速門司港行きは4分後に発車して次女夫婦が待つ戸畑駅に行く。

 

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瓦そば

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うな飯

次女夫婦に戸畑駅で再会。門司のお昼は焼きカレーが定番だが、今日は瓦そばに決定。門司港レトロにある瓦そばの名店「たかせ」へ行く。「瓦そば」と「うな飯」を堪能する。瓦そばの瓦は本物の瓦で徹底して熱い。この瓦で焼かれたそばはパリパリしている部分が香ばしくて美味しい。

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門司港レトロ風景

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バナナマン

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旧税関

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門司港レトロから見た関門橋

美味しい食事と楽しい談笑の時間を過ごした後、門司港レトロを散歩する。あいにくの雨で、いつもの人出は見られない。バナナマンも雨に打たれて冷たそうである。門司港レトロの対岸は下関である。関門海峡はいつ見ても狭い。ここを大きな船が毎日多数行き交っている。危険な海峡である。

 

門司港レトロ散歩の後は、次女夫婦に新門司港まで送ってもらう。新門司港で長女夫婦が送り届けてくれた自動車を受け取り帰路につく。

 

新しい車で、新門司港から長崎までのドライブを楽しむことができた。最新の安全装備を体験しながらのドライブは驚きの連続であった。まず、ワイパーが雨滴量に応じて自動的に作動状況が変わることに驚いた。雨滴を感知するセンサーが装着されているようだ。また、高速走行中、間違って白い区分線を踏むとピッピッピーと警告音が鳴るのも驚いた。いろんな安全運転支援装置が装着されていて安心感を感じた。

 

新しい車には、さらに、走行中に衝突の危険が高いとシステムが判断したら警告音を発し、衝突の危険がさらに高まったら自動的にブレーキが作動する「プリクラッシュセーフシステム(PCS)」や対向車などの状況を判断して自動的にライトの上向き、下向きを切り替えるオートマチックハイビーム、そして高速道路で前車に追従するときは先行車の車速の変化に合わせて車間距離を保ち追従するレーダークルーズコントロールが装着されていた。

車を運転するのは人間である。車の運転は命に関わる作業である。だから細心の注意をして運転しなければならない。しかし、人間はミスをする動物である。細心の注意で運転していてもミスをすることがある。ミスをした時、安全運転支援システムでそのミスをカバーして事故を防ぐという思想で設計されている自動車の運転を体験して素晴らしいと思った。でも、免許返納するまでこの安全運転支援システム(特に自動ブレーキ)にお世話にならないよう運転しなければいけないと思う。

先進安全運転車を運転して最後まで自動ブレーキにお世話にならないよう固く誓う。

 

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