ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

コロナ罹患

すでにコロナは完治したが、2週間ほど前コロナに罹患した。
8月11日(金)、仲間と会食した。翌日、仲間の一人が、発熱しコロナと診断されたという連絡をもらった。連絡をもらった時、私は元気であった。それからも何事もなく元気に過ごしていたが、8月14日(月)、3日ほど経って外出した時に少し違和感を感じた。それはなんとなく身体がだるいことである。まだ午前中なのに疲れたという感じである。暑すぎるからこのようにきついのかなと思いながら自宅に戻り検温したら37.5度であった。そして喉がイガイガする違和感も感じた。すぐにでも病院へ行きたいと思ったが、ほとんどの病院はお盆休みで休日当番医は大混雑しているという話を聞き、自宅にあったピーエイ配合錠を服用して様子を見ることにした。

8月15日(火)
午前1時頃、いつも目覚めない時間に目覚めて検温すると38.6度であった。この熱で寝苦しくて目が覚めたようだ。着替えをしてそのまま眠りにつくが眠りが浅いまま6時に起きて検温すると熱は37.5度であった。その日はピーエイや痛み止めを服用しながら過ごしていたら、夕方には熱は36.6度となり、それから体温は36度台に落ち着いた。私はコロナではなく、単なる夏風邪とその時は勝手に考えていた。

8月16日(水)
午前3時50分、喉の痛みで目が覚める。喉が痛い。咳をすると喉の粘膜を刺激するのか苦しいほど痛い。検温すると体温は36.6度である。午前10時20分、熱は36.2度であるが喉の痛みは続いている。お盆明けで本日休診の病院も多いが、思い切って病院に電話する。病院に電話したら発熱外来に電話を回された。発熱外来の担当者に症状を説明したら「今からすぐに来院できますか」と聞かれて、「できます」というと発熱外来の予約受付をしましたから11時までに来てくださいと指示された。病院に慌てて行き、発熱外来待合室で問診票を記入しながら診察を待つ。しばらくして呼ばれて診察室に入る。医者から、コロナワクチンは何回接種したか?コロナ感染者との濃厚接触の程度はどのくらいか?熱が下がって何日目か?などの質問を受ける。そして、今からコロナの検査をします。検査後は自家用車内で待機してください。30分から1時間後に検査結果が出たら電話しますと言われて車内で待つ。

50分後、呼ばれて診察室に行く。結果はコロナ感染であった。高齢者で持病持ちなので所定の薬を処方します。その薬は今日から5日分です。最後まで飲み切ってくださいと言われた。喉がとても痛いので喉薬も処方してくださいというと、先生は、喉の薬としては特別には出しません。痛み止めを出します。痛み止めには炎症を抑える効果もありますという話であった。会計を済まして、処方箋をもらって薬局に立ち寄る。薬局で受け取った薬は咳止めのフスタゾールと痛み止めのロキソニンコロナウイルス治療薬の3種類であった。薬剤師の方から説明を受ける。咳止めも痛み止めも不要と思えば途中でやめて結構です。しかし、コロナウイルス治療薬のラゲブリオカプセル200mgは最後まで飲み切ってください。この薬は一日朝夕の2回飲みます。ただし、今日だけは、昼と夜の2回服用してください。この薬を毎回4個づつ飲んでください。この容器の中に全部で40個カプセルが入っています。この40個のカプセルを5日間で飲み切ってください。この容器の蓋は子供が間違って飲まないように普通に回しても開かないようになっています。蓋を開ける時は蓋を抑えて回してくださいと蓋の開け方の説明を受けた。

13時、体温36.1度。帰宅して昼食後に1日目昼の服薬をする。ラゲブリオ、咳止め、痛み止めの三種類を服薬する。昼食後はベッドに横になって過ごす。20時、体温36.9度。熱はないが喉は相変わらずとても痛い。1日目夜の服薬をする。ラゲブリオ、咳止め、痛み止め全部飲む。22時40分、就寝前の体温測定は36.6度であった。

8月17日(木)
午前1時10分、喉の痛みで目が覚める。体温は36.9度である。ロキソニンを服用する
午前9時30分、朝食後体温測定37.1度。2日目朝の薬を服用する。ラゲブリオ、咳止め、痛み止め三種全部を服用する。その後、寝て過ごす。
19時30分、夕食後検温37.1度。喉の痛みも続く。2日目夜の薬を服用する。ラゲブリオ、咳止め、痛み止め三種全部を服薬する。

8月18日(金)
午前3時40分、喉の痛みで目覚める。体温37.2度。唾を飲みこむのも痛いくらいである。ロキソニンを服用する。10時、朝食後の体温測定は36.4度。3日目朝の薬を服用する。今日も三種全部服用する。18時30分夕食後の検温は37.4度であった。3日目夜の薬を服用する。完治にはまだ程遠い。

8月19日(土)
喉の痛みで一晩中寝むれなかった。うたた寝しては痛みで起き、そのうち眠りに落ちては、痛みで起きるの繰り返しで朝を迎えた。午前9時40分、体温36.6度。4日目朝の薬三種を服用する。一日中安静にして過ごす。19時30分、夕食前に検温すると36.6度である。4日目夜の薬を服用する。熱はあまりないが、喉の痛みは変わらず続く。薬は残り1日分になり、不安になる。

8月20日(日)
午前4時、目が覚めたので検温する。体温は36.8度であった。喉の痛みはほとんどなくなっている。何か嘘みたいな感じである。二度寝する。午前8時、検温すると36.6度であった。そして喉の痛みはない。5日目朝の薬を服用する。服用する薬はラゲブリオだけにする。もしかしたら完治したのかも知れない。そう思うと嬉しくなる。それでも油断しないで一日中安静にして過ごす。19時20分夕食後検温は36.3度であった。5日目夜の薬を飲み、ラゲブリオを飲み切る。

8月21日(月)
午前7時30分、体温測定36.3度であった。喉の痛みも鼻水もない。これで完治したと思っていたが、13時に体温測定したら、36.9度になっていたので、発熱外来に問い合わせの電話をした。発熱外来を受診し、ラゲブリオを処方されて5日間飲み切って症状は改善した。現在、熱が36.9度である。再受診すべきかどうかを尋ねた。係の方は、36度台の熱は許容範囲です。心配であれば再受診しても構わないが、症状の経過を聞く限り、再受診の必要はないと思う。間違いなく完治に向かっている。しかし、まだウイルスが体内に残っていることもあるので、あと2〜3日は、他人との接触時はしっかりマスクを着用するなど気をつけてもらいたいということであった。

その要警戒日も過ぎて、私自身健康を取り戻した。コロナにかからないようにと気を付けてきたが、とうとうかかってしまった。私の場合は喉の痛みが特別ひどかったようだ。今のところ、味覚障害などの後遺症もないようで安心している。それにしても、ラゲブリオの薬の効果には驚いた。コロナ患者には有効であるが、間違って健康な人が服用するともちろん毒である。薬には全てその要素があるのだと思い知った。