ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

2023年、Duolingoを振り返って

私は語学学習アプリとしてDuolingoを使っている。そのDuolingoから私に通知が届いた。見てみると、今年1年間(昨年12月〜今年11月迄の期間)の評価であった。

通知に書かれていたことは次のとおりである。まずDuolingoで1年間に獲得した点数は累計15654XPで、この点数は世界中のduolingo学習者の上位4%にランクインするものであったこと。学習した時間は12255分(204時間15分)であったこと(因みに、1日の最長時間は97分で、平均1日約33分である)。学習した単語は2246語であったこと。最長連続記録日数が1297日(約3年6ヶ月)になったことなどが書かれていた。以上のことから、あなたの1年間の学習タイプは「スーパースタータイプ」という評価を受けた。「スーパースター」という言葉からすると評価としてはかなり高いものだと思う。毎年、1年間の取り組み結果を評価してくれるのは有り難い。

 私が語学を勉強しよううと思ったきっかけはボケ防止である。以前、中国旅行をしたとき何も話せなかったので、まず中国語の勉強を始めた。中国語の勉強は今年で5〜6年になる。そして、外国語の勉強するなら、韓国語は日本語と同じことが多いから学びやすいなどと言われて韓国語の勉強も始めた。韓国語の勉強を始めて2年になる。また、近い将来、アメリカに行くかもしれないという期待から、今年から英語の勉強も始めた。現在、中国語、韓国語、英語の3ヶ国語を勉強中である。語学の勉強を続けることはボケ防止に効果があると思っている。今年はスーパースタータイプという高い評価をいただいたが、ボケ防止という目標からするとそれなりの効果が出ていると、自分では思うから、その評価も有り難く素直に受けたいと思う。しかし反面、語学に取り組んで満足できないものを感じた一年でもあった。それは語学学習の進歩である。最近、語学の勉強をしながら感じることがある。それは、このままではいつまで経っても上達しないということである。語学学習には、読む、書く、聞く、話すなどの要素があるが、どの語学についても聞く、話すのレベルが進歩しない。

 通知には、Duolingoを始めて1891日(約5年1ヶ月)と書いてあったが、最初はやりたい時にやるだけで連続記録は意識していなかった。しかし、語学の上達をめざすには継続が大事ということに気づいて連続記録を意識して取り組んできた。毎日最低10分でもやることを意識して連続記録に挑戦してきた。そして、連続記録は伸ばすことはできたが、昨年と比較して明確な語学の進歩が見られないことは今年の反省点である。私は、三つの語学学習に取り組んでいるが、その中でも、中国語に今年は重点を置いて取り組んできた。中国留学生との交流の場で中国語が聞き取れない、伝わらないことにショックを受けた。昨年と比べて全然進歩していないという結果を突きつけられた気分であった。

 なぜ、語学が進歩しないのかということはいろんな要素があると思うが、一番の問題は私の心構えの問題ではないかと思う。私は、定年退職者の高齢者で時間だけはたっぷりある。毎日が日曜日で、24時間自由に時間が使える。だから、時間はたっぷりある。慌てないでゆっくり取り組めば良いというのんびりした気持ちがあった。それが問題であったと思う。確かに、時間はたっぷりあるように見えるが、余命時間は実際は残りわずかしか残っていない。このわずかの余命時間で語学をマスターするには、とにかく急がないと間に合わない。急いでも間に合わないが、少しでも進歩したいと思う。そのような切迫した真剣な気持ちでないと語学はマスターできないのではと思った。このままの調子では時間ばかり経って進歩がない。

来年も語学学習に取り組みたいと思う。残された時間はわずかである。そのわずかな時間で最高の成果をあげるのは、時間はいくらでもあるという余裕を捨てて、今しかないというより真剣な取り組みで挑みたいと思う。