ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

あぐりドームに行く

お正月休みを前に、子供たちが孫を連れて帰省した。昨日は、我が家に孫が5名が集合した。子供達は全員地元を出ているので、日頃なかなか孫に接する機会はない。だから、夏休みと冬休みくらいしかなかなか孫たちに会えない。それが全員集合で昨日は5名が集合した。いつも連れ合いと二人だけのひっそりした生活から、一転して、孫たちの歌あり、ダンスありの賑やかな活気にあふれた生活に接することができた。そして今日は、一人が帰っていったので残り4名(男2人、女2人)となった。

 

孫君たちは天気が良ければ公園で遊ぶ予定であったが少し雨模様でもあり、また寒いのであぐりの丘にある全天候型子ども遊戯施設「あぐりドーム」に行くことになった。私も孫くんたちに付き添って久しぶりにアグリの丘へ行った。あぐりの丘は、夏はいつも子供たちの歓声が溢れている場所であるが、冬の今は戸外に子供達の姿は見えない。

 

あぐりの丘に令和4年10月に開館した「アグリドーム」は雨の日や寒い日でも遊べる屋内遊戯施設である。混雑を避けて一度に使用できる人数は250名で90分単位の事前予約制で運用されている。利用対象者は幼児から小学6年生までで、各年齢に応じた遊具が備えれられている。

 

ライミングウオールは5歳から小学6年生までが対象である。ここは安全指導のためスタッフが常時立ち合いをしていている。利用者はオートビレイをセットして使用することになっている。オートビレイはクライマーの落下を防ぐ装置である。オートビレイはクライマーが登っている時は常にロープを巻き上げているのでロープのたるみは起こらない。クライマーが降りる時は、落下を感じると瞬時にブレーキがかかりクライマーをゆっくり下まで降ろしてくれる。磁気の反作用の力でブレーキをかけているようだ。見ていると、初めて上まで登った子どもたちは必ず、降りる時はどうするんですかと聞く。手を離してと言われてもロープ一本に全てを託すのは怖いと思うのはよくわかる気がする。

 

大型ネットは対象年齢は6歳から小学6年生までである。大型ネットはネットの中にさらにネットが作られている2層式になっているようである。屋内遊具は裸足で利用する遊具もあるが、この大型ネットは靴下着用が条件で、裸足や五本指ソックスでの利用は禁止である。見てると、利用者は大型ネットの中を走っては転げ回っている。なかなかうまく歩けないのが面白いようだ。

 

ふわふわドームは対象年齢は1歳から小学6年生までである。子供たちは皆このふわふわドームが大好きだ。大きい子も小さい子も利用するが、子供たちを見ているとお互い接触しないように傷つけないように、遊びながらも周りに気を配りながら遊んでいるのがわかる。このように遊びながら他人との間隔を学んでいくのだなと思った。

 

ボルダリングウオールの対象年齢は小学6年生までである。ここは高さが3m程度でオートビレイは使用しない。厚いマットが敷かれているので落ちても大丈夫である。低いけど垂直な垂壁ばかりでなく、手前に倒れているオーバハングの壁も作られている。いろんな形の壁の練習ができるようだ。

 

そのほかにも、滑り台、ブランコ、ヒノキボールプールなどいろんな年齢層が楽しめる遊具が備えられている。1回の使用時間は90分である。90分間孫くんたちははしゃぎ回ったり、一つの課題に真剣に取り組んだり、水分補給しながら個々に楽しんでいたようだ。

あぐりドームを楽しんだ後は、お昼を食べてお天気が回復すればあぐりの丘を散歩する予定であったが、時折小雨が降るので帰宅することに決定した。そして、一年生のY君と私は、帰りは路面電車で帰ることにした。帰宅途中路面電車の停留所まで送ってもらい、Y君と路面電車に乗る。長崎の路面電車のフアンであるY君は今日の運行表を見ながらいくつか乗りたい路面電車を選んだ。

 

 

Y君が選んだ路面電車の一つが青い車体の「みなと」号である。「みなと」号は一部の窓にステンドグラスを施し青のランプを配するなどこれが気に入っているようだ。

 

そして、今日一番のお気に入りが「ガンショーくん」号である。「ガンショーくん」号は軍艦島のPRを担当している路面電車である。Y君は島を支えている「ガンショーくん」の頑張りが気に入っているようだ。いつか軍艦島にも行ってみたいと話していた。

孫君に付き合って、いろんな体験をするのは面白い。孫君たちに付き合うといろんな新しいものに触れることができて楽しい。YOASOBIと言うグループがあるのを初めて知った。私たちの時代にはなかった感覚の曲ばかりである。それが面白い。孫君たちの音楽を聴くことは、すべて新しい発見である。