ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

桜前夜祭問題と民主主義

アメリカのカマラ・ハリス副大統領は大統領選挙の勝利宣言の演説で、 「民主主義は状態ではない、行動である」、その意味は民主主義は保障されているものではないということです。民主主義を私たちが勝ち取ろうという意思があり、守ろうとすることで民主主義…

「増える自死 社会に要因」

長崎新聞の「NEWS 論点」のコーナーに「増える自死 社会に要因」というタイトルの論文が載った。執筆された方は全国自死遺族連絡会代表理事の田中幸子氏である。 田中氏はその論文の中で以下のように述べていた 『新型コロナの感染対策は、端的にいえば「人…

料亭橋本での会食

玄関に飾られた生花 長崎花浪漫 知り合いからお祝い事の招待を受けた。コロナが拡大している中、会食に出席していいのだろうかと迷ったが、わざわざご紹介していただいたことやご招待していただいた方と私の年齢を考えると親しく酒を酌み交わす機会はこれか…

もだえ神の精神

r 法政大学総長の田中優子先生の著書「苦海・浄土・日本」読んだ。この本の副題に「石牟礼道子 もだえ神の精神」と書かれてあるように、この本は著者が石牟礼道子さんとの対談を通して感じた石牟礼道子の精神と思想に迫るものである。「もだえ神の精神」とは…

「死生学」とユーモア

アルフォンス・デーケンさんの著書「よく生き よく笑い、よき死と出会う」を読んで心に残ることがたくさんあった。その中で、私にとってこれからの大きな課題と感じたことが一つあった。それは「よく笑い」というテーマである。 デーケン先生は「死とユーモ…

「よく生き よく笑い よき死と出会う」読む

この本は、今年9月に亡くなられたアルフォンス・デーケンさんの著書である。アルフォンス・デーケンさんは哲学者で、長く上智大学で教鞭を取り文学部人間学研究室で「死の哲学」、「死生学」、「人間学」などの講座を持ち、「死への準備教育」においては、日…

香焼階段登りコースに挑戦

昨夜寝る前に、早起きしたら「香焼階段登りコース」のウオーキングをしようと思いながら休んだ。目を覚ましたのは7時ちょっと前。外は明るくなっている。早起きではないが、予定通り階段登りコースのウオーキングに行くことにした。 青ピンからスタートして…

小春日和に誘われて

今朝、所用のため長崎市内へ行く。そして、午前9時前に用事は終わった。今日の天気は素晴らしい天気である。松本たかしの作「玉のごとき 小春日和を 授かりし」を実感するような穏やかで暖かい日和である。そのまま真っ直ぐ自宅に帰る予定であったが、真っ直…

「老人ホーム」か「自宅介護」か

昨年11月、短期記憶に障害が見られる90歳の母を、もはや一人で住まわせるわけにはいかないということで同居して母の介護をすることにした。介護をすると言っても、ほとんどのことは自分一人で行うので、特別手がかかることはなかった。同居をしないといけな…

金比羅山と紅葉狩り

G点から金比羅山山頂までの往復コース、距離4.2km、最低高度163m、最高高度366m、総上昇高度302m、消費カロリー754kcal、天気曇り、温度12度、湿度55% 各地の紅葉の話題をテレビで見て私も紅葉狩りに行きたくなった。近くで手軽に行ける場所ということで金…

元宮公園ウオーキング

最近は自宅に篭りっきりで運動不足を感じている。天気予報を見ると昼から雨になるらしい。雨が続いたらますます運動不足になる。まだ午前中は雨は大丈夫みたいだ。今のうちにウオーキングしようと思い急遽、出かけることにした。今日のウオーキングは隣町の…

『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』を読む

日本学術会議任命拒否を受けた加藤陽子教授の著書である『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』を読んだ この本は、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満州事変・日中戦争、太平洋戦争という日本が近現代史で戦ってきた戦争の歴史を通して、高校生に行っ…

叱られる

連れ合いと話をしているとき、連れ合いが突然怒り出した。連れ合いが怒る理由、それは私にとって意外なものであった。 連れ合いが言うにはこうである。 「あなたの相づちの打ち方は良くない。ひどすぎる。話をしている人にとって非常に不愉快。そのくらいの…

姉を送る

「何が起こってもおかしくない状況です。近親者に連絡を」と医師から言われても、意識がある姉の様子を見て、まだ今日明日のこととは受け止めず、時間はまだいくらか残されていると勝手に信じ込んでいた。 入院翌日、午後1時からの面会時間に合わせて、面会…

姉の入院

一週間前、「今度、大学病院に通院するから付き合って」という電話を姉からもらった。「いいよ。付き合うよ。ただ、その日の朝、どうしても外せない用事が一つあるのでそれを済ませてから行くよ。とりあえず病院には、タクシーで一人で行って受付しといて。1…