ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

「まかせて厨房」第2回を受講する

 

今日は男性料理教室「まかせて厨房」の2回目を受講した。受講者全員が定刻10分前にはエプロンや三角巾を着用して教室が始まるのを今か今かと楽しみに待っていると、事務局の方が来て、「みなさんお揃いですね。料理教室が始まる前に少し時間をいただいて、連絡をさせていただきます」と言いながら話をされた。話の内容は、コロナが蔓延して東京など緊急事態宣言が発令された。長崎でもコロナ感染者が増加しているので3週間教室を中止します。ご了解をお願いしますという話であった。私たち受講者も料理教室中断の予想があったので、わかりましたと皆さん了解していた。コロナが感染拡大することがないように祈るばかりである。

 

そのあと、今日の講座が始まった。今日のメニューはスパゲティーナポリタン、アボカドサラダ、もずくスープの3品である。まずいつものように先生の説明が行われた。先生の説明が終わった後、質問はありませんかと先生が尋ねると、「スパゲティーは何分茹でるのですか?」「スパゲティはどうして茹で時間が違うのですか?」「スパゲティを茹でる時にたっぷりの湯で茹でると書いてありますが、たっぷりの湯とはどのくらいの量ですか?」「スパゲティを茹でる時に塩を入れて茹でるとありますが、どうして塩を入れるのですか?」などなど質問が次から次に出てくる。先生はそれらの質問に対して一つ一つ丁寧に説明してくれる。一応質問が出尽くしたところで、それでは実習に入ってくださいという先生の指示を受けて実習に入る。

 

私の班はスパゲティナポリタンを分担して作り始める。私はスパゲティの茹でるのを担当する。300gのスパゲティを茹でるので3Lの水を鍋に入れてまずお湯を沸かす。お湯が沸いたら塩を適量入れて300gのスパゲティを7分間茹でる。時々混ぜながら7分間茹でたらザルに入れて水切りをする。そして、こしょうを振る。先生の説明では「スパゲティは日本のソーメンやうどんとは違います。ソーメンやうどんはぬめりを取るために茹でた後に水で流しますが、スパゲティは絶対に水で流さないようにしてください」と注意を受けた。この注意がなければソーメンみたいに水で流していたかもしれない。茹でたあとの処置の仕方が違うのだと理解する。出来上がったスパゲティを他のメンバーに預けて、次はもずくスープに取り組む

 

もずくスープの材料はもずく1パック、えのき茸1パック、にら20g、水500cc、コンソメ1個、塩小スプーン1/5、こしょう少々の以上である。

作り方の手順

1、もずくを水洗いして水気を切っておく。

2、えのき茸は石づきを取り、2cm長さに切る。にらは1cm長さに切る。

3、鍋に水とコンソメを入れ、煮立ったら、えのき茸を加え、ひと煮たちしたら、もずくとにらを加える。塩・こしょうで味を整える。

 

手順通り料理していき最後に塩・こしょうで味を整えるというのがある。味見するとコンソメの出汁がよく出ていている。ただ、もう少し塩気が欲しいなあという感じである。塩分の取りすぎにならないように気持ちだけ塩・こしょうを振りかけて完成である。

 

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料理が完成した後、食事会で早速いただいた。スパゲティナポリタンは美味しく出来ている。ただし、ソースの量がもう少し欲しいという感じもする。トマト水煮缶400gの半分200gを使って調理したが、400g全て使った方がより美味しくできたのではと思う。トマト水煮缶は節約しないほうがいいと反省する。アボカドサラダはなかなか好評であった。アボカドサラダにはアボカドとサツマイモが入っていたがサツマイモの甘さが食欲を増す。アボカドは薄切りにしてわさび醤油で召し上がるのが1番だと言われていたが、このサラダもなかなか良い。アボカドは種、皮を取り角切りにしてレモン汁をかけていたがこのひと手間がなかなか良い。また和えるソースもマヨネーズとヨーグルトと粉チーズをミックスしただけだが美味しくできている。もずくスープはとにかく簡単なのが良い。この調理をしている時、えのき茸を水洗いしようとしていたら、きのこ類は水洗いしないのが鉄則ですと教えていただいた。何でも材料は水洗いして使っていたが、知らないうちに貴重な栄養分を捨てていたようだ。水洗いしないほうがいい材料もあることを知って勉強になった。料理を教えてもらいながら今日も一つ賢くなった。料理は楽しい。