ばってん爺じのブログ

年を重ねても、尚好奇心旺盛な長崎の爺じの雑感日記。長崎の話題を始め、見た事、感じた事、感動した事などを発信。ばってん爺じのばってんはバツイチではなく長崎の方言

「ペーロン」を見る

長雨がやっと上がり、夕方から散歩に行く。 青ピンから矢印に沿って青ピンに戻る「うおみおおはし往復コース」距離3.50km、上昇高度73m、所要時間1:04:04、天気曇り、温度25度、湿度85% ゆっくり歩きながら「うおみおおはし」を目指す。この橋は名前からする…

児童・幼児虐待

我が家の軒先にツバメが巣を作っている。現在子育て中である。毎日、親ツバメは夜が明ける前から、餌取りに飛び出て行き、暗くなるまで一日中、餌を巣に運び子育てしている。1日に何回も何回も、繰り返し餌を運び続ける。私はそこを通る時、ツバメのヒナが無…

三回忌を前に

身延山から見た富士山 弟が亡くなって三回忌が来る。もうずいぶん経ってしまったなあと思ったり、亡くなったことが昨日のことのように思えたり、よくわからない。ただ、思い出すと、まだ生きていて欲しかったとそればかり思う。 弟は日蓮宗の僧侶で、地方の…

「本島等の思想」を読む

本島等(1922〜2014)は元長崎市長である。1979年〜1995年まで4期長崎市長を務めた。長崎は原爆被爆都市である。市長在任中、彼は被爆地の市長として平和行政を推進し、世界に核兵器の廃絶を訴えてきた。今回、彼の著書である「本島等の思想」を読んだ。感じる…

「商業捕鯨」再開

6月30日の長崎新聞に「日本、IWC(国際捕鯨委員会)脱退、31年ぶり商業捕鯨再開へ」という見出しが掲載され、「日本は30日、クジラの資源管理を話し合う国際捕鯨委員会を脱退した。戦後、日本は主要な国際機関を脱退した例はなく、極めて異例の対応だ。関係者…

映画「新聞記者」を見た

映画「新聞記者」より イントロダクションにはこう書かれてあった。 権力とメディアの“たった今”を描く、前代未聞のサスペンス・エンタティメント! 一人の新聞記者の姿を通して報道メディアは権力にどう対峙するのかを問いかける衝撃作。 東京新聞記者・望…

参院選挙と「安倍改憲」について

z 参院選挙の日程が決まった。 安倍首相は5月3日の憲法記念日に、2020年の新憲法施行について「今もその気持ちに変わりはない」と表明している。雑誌の対談で安倍首相は「令和の時代にふさわしい憲法づくりへ、機運を盛り上げていきたい」と発言している。自…

天正遣欧少年使節

天正遣欧少年使節の像(大村市) 昨日、「ジャガタラお春」さんをブログに書いた。長崎で、ごく普通に幸せに育っていたのに、キリシタン信者であること、混血児であることから、突如、時代の変遷の渦に巻き込まれてしまった一人の女性の人生の歩みを垣間見た。…

じゃがたらお春

dz ジャガタラお春の碑 長崎の四福寺の一つである聖福寺にじゃがたらお春の石碑がある。その石碑の裏面には、歌人吉井勇作の「長崎の鶯はなく今もなおじゃがたら文のお春あわれと」刻まれている。 私は、じゃがたら文で有名な「じゃがたらお春の碑」がどうし…

唐人屋敷(2)

長崎港之図 円山応挙筆 唐人屋敷を散歩してたら、唐人屋敷「蔵の資料館」を発見。中に入ると、当時の様子が絵画にして残されている。荷揚げの様子や生活の様子が正確に描かれており、当時の人々の声や息遣いまでが感じられるような資料であった。 唐船入港図…

唐人屋敷散歩 (1)

用事があって、町へ出かけた。せっかく町に来たのだからどこか寄り道して行こうと考え、唐人屋敷を散歩することにした。唐人屋敷を歩くのは久しぶりだ。 唐人屋敷に行く途中の小さな公園に、等身大の人物像が長イスに座っていた。一人は男性で頭に鳩を乗せて…

炭坑労働

先日、高島へ行った。高島は軍艦島同様、炭坑で栄えた島である。「高島石炭史料館」に行き高島炭坑の海底下の立体坑道模型を見ながら、この暗闇の海底下で高湿気と高温の中、ガス爆発や落盤事故や出水事故の恐怖を感じながら作業する過酷さを思った。海底下…

サイクリング&さるく その3

今日の日曜日は、とても良い天気である。今週の中頃から梅雨入りになるらしい。貴重な晴れの天気、サイクリングに行くことにした。 青ピンからスタートして青ピンに戻るコース。距離15.30km、上昇総高度46m、所要時間1:53:13、天気晴れ、温度20度、湿度76% …

インラインスケート

r マイ インラインスケート 物置の整理をしていたら、珍しいものをみつけた。インラインスケートである。昔、私が使っていたマイスケートが出てきた。最後に使ったのは10年くらい前だから、動くかな?と思って点検すると使えそうな感じである。物置の整理は…

松村謙三さんを思う

昨日、「長崎喧嘩騒動」のことを書いたことで、 読者の方から「武士の“恥”に命を懸ける生き方に深く考えさせられました」というコメントをいただいた。 そのコメントを読みながら 『恥じることをする、恥辱をうける、恥をかくなど「恥」を基準にして、昔の日…